宮城

2013年1月12日 (土)

一ノ蔵 特別純米酒 大和伝

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  • 醸造元      株式会社一ノ蔵[宮城県大崎市松山千石字欅14]
  • 種類        特別純米酒
  • 原料米      蔵の華(宮城県産)
  • 精米歩合     50%
  • アルコール度数 15~16度
  • 日本酒度     +1
  • 酸度        1.7

 2012年10月に東北旅行で南三陸町を訪れた際に山内鮮魚店さんで購入したお酒。

 お米を50%まで精米した贅沢な特別純米酒です。

 上立ち香は東北のお酒らしい、控えめですっきりとした軽やかな香り。さすがに50%まで磨かれたお米を使っているからでしょうか。上品できめ細かい香りです。

 口に含むとまずは甘い香りが広がります。 香りに比べても甘さが引き立っていました。そして、その後に滋味豊かな味わいが押し寄せてくるお酒でした。

 このお酒は一年の熟成を経ていますが、一年の重みというものを感じさせる力強さがあるように思いました。

2012年12月16日 (日)

純米吟醸 霞浦禅

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  • 醸造元       株式会社佐浦[宮城県塩竈市本町2-19]
  • 種類        純米吟醸
  • 原料米       トヨニシキ・山田錦
  • 精米歩合     50%
  • アルコール度数 15~16度
  • 日本酒度     +1.0 ~ +2.0
  • 酸度        1.3

 東北を旅した時に買ったお酒。 浦霞と言えば、上原浩先生の著書の中にも出てくるお酒ということで期待をふくらませて買いました。

 蔵元が京都の妙心寺の僧侶と話をして思いついたと言われるお酒で、まだ、世間一般的に吟醸酒に理解が無かった昭和40年代初頭から造り続けられてきた伝統のある銘柄のお酒です。

 蔵元のホームページを見ると、当時はまだ日本酒に級別制度があった時代であり、価格を抑えつつ吟醸酒を販売するには、特級酒ではなく一級酒にせざるを得なかったご苦労話なども書かれており興味深く読ませていただきました。

 上立ち香は、微かにフルーツの香りがします。ですが、本当に微かで上品な酒質を思わせます。

 口に含むと、端麗な中にも、生酛系のお酒を思わせるような味の複雑感も感じます。不思議な感覚でした。

 

2012年11月23日 (金)

純米酒 蒼天伝

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  • 醸造元       株式会社男山本店[宮城県気仙沼市入沢3-8]
  • 種類        純米酒
  • 原料米       蔵の華
  • 精米歩合     60%
  • 酵母        宮城マイ酵母
  • アルコール度数 16度
  • 日本酒度     +3
  • 酸度        1.7

 東北を旅した時に、南三陸町の復興商店街にある山内鮮魚店さんで買ったお酒。

 前日に気仙沼を訪れ、また、京都に住む私にとって、宮城の地にありながら、「伏見男山」という看板を揚げられている蔵元に、以前から興味を感じていました。

 「伏見男山」という銘は、創業者の方が製造免許取得した際、石清水八幡宮へ大願成就の御礼祈願し八幡宮宮司より拝受したものだそうです。

 大震災の津波で本社は流失してしまわれたそうですが、幸いにも蔵は、数メートル手前で水が止まり、難を避けられたとのことです。

 さて、上立ち香は穏やかで軽快さを感じます。

 口に含むと、上立ち香がそのまま引き継がれたように、すうっと入ってきます。 端麗ではありますが、しばらくすると甘みと旨味が広がります。

 「蔵の華」というお米で醸されたお酒は初めてですが、山田錦と東北140号というお米を祖先にもち、その氏の良さが感じられます。

 その軽快さからついつい杯が進み、気仙沼のことを思い出していると、いつのまにか四号瓶を飲み干してました。

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2012年9月 8日 (土)

一ノ蔵 有機米仕込 特別純米酒

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  • 醸造元      株式会社一ノ蔵[宮城県大崎市松山千石字欅14]
  • 種類        特別純米
  • 原料米      ひとめぼれ(宮城県産有機米100%)
  • 精米歩合      55%
  • アルコール度数 14~15度
  • 日本酒度     -1~+1

 京都伊勢丹の試飲販売会で購入したお酒。 特級、一級、二級という酒税制度を撤廃させるきっかけともなった蔵と聞いていましたので、どんなお酒だろうと買ってみました。

 上立ち香は僅かに香る程度です。飯米で醸されたお酒ですが、品のある育ちの良さを感じさせてくれる香りです。

 口に含むと、香りではあまり感じなかったフルーティな味がするかと思えば、次第にお米の深い味がしてくる奥行きのある味です。 

 冷たくして飲んでも美味しいですが、少し燗するとより滋味が増します。 日向燗あたりでは、本当にアルコールが入っているのかと思えるほどまろやかな味わいでした。