徳島

2012年7月 1日 (日)

鳴門鯛 阿波純米

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  • 醸造元      株式会社本家松浦酒造場[徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地]
  • 種類        純米吟醸
  • 原料米      阿波山田錦
  • 精米歩合     58%
  • 酵母       熊本系酵母
  • アルコール度数 16~17度
  • 日本酒度    +3
  • 酸度       1.4
  • アミノ酸度    1.6
  • 杜氏       松浦正治氏

 これも徳島市内の天羽酒舗さんで購入したお酒。 裏ラベルにもあるように天羽酒舗さんのオリジナル商品です。

 上立ち香は多くはありません。 天羽酒舗さんで購入した他の2本のお酒とは少し異なり、フルーティな香りだけではなく複雑性のある香りがします。

 口に含むと、香りの正体がよりはっきりと感じられます。 徳島の酒らしく(?)、やはり甘みが立ってくるのですが、 アミノ酸度も1.6と比較的高い為でしょうか。その奥に米の旨みが感じられます。 甘みが強いので優しい飲み口です。

 少し燗にしてみましたが、やはり、甘みが強調されすぎる嫌いがありますので、常温から少しだけ温めた程度、日向燗までが気持ちよく飲める温度でした。

 この日は、煎り酒を作り、脂ののった鰤と合わせたのですが、この濃い口のお酒がよく合いました。

 

2012年6月30日 (土)

鳴門鯛 大吟醸 2012全国新酒鑑評会 金賞酒

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  • 醸造元      株式会社本家松浦酒造場[徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地]
  • 種類        大吟醸
  • 原料米      山田錦(兵庫県産)
  • 精米歩合     40%
  • 酵母        協会1801号
  • アルコール度数 17度
  • 日本酒度     +2
  • 酸度        1.1
  • アミノ酸度    1.0
  • 杜氏       松浦正治

 前回に引き続き、徳島市内の天羽酒舗さんで購入したお酒。 ここのご主人。目を輝かせて、「今年は、4年ぶりに徳島から金賞受賞酒が出て、盛り上がっているんですよ。」と嬉しそうに話して下さいました。 「あと数日したらお店にも入荷してくるのですが、よろしかったら、お送りしましょうか。」とおっしゃって下さりお願いしました。

 そして、送られてきたのが、

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 立派な化粧箱に入れられたこのお酒です。

 ちなみに松浦酒造場さんのホームページを見ると、さすがに鑑評会に出品されたお酒です。袋釣り斗瓶とりされて、オリ引きを2度行った上で、瓶燗、そして低温貯蔵と大事に大事に作られたお酒だそうです。

 まずは上立ち香。 リンゴ酸のフルーティでフレッシュな香りが優しく漂ってきます。 香りの風合いは先日、いただいた三芳菊のお酒と共通するところがあります。

 口に含むと、香りの延長線上に甘みのあるリンゴの味が広がりますが、すぐに米の旨味が顔を覗かせてきます。

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 実は、化粧箱の後ろに、熟成のめやすとして、飲む時期によってどのような味が楽しめるかがラベリングされていました。

 今回は、金賞をとったそのものの味を楽しみましたが、秋くらいに飲めば、また違った味わいが楽しめたのかもしれません。

 先日の三芳菊もそうでしたが、徳島のお酒は甘みが立つお酒なのかなと思いました。 確かに徳島出身の妻が、「徳島では甘いものが好きだから・・・」と言っていたのが思い出されました。

2012年6月23日 (土)

三芳菊 阿波山田錦特別無濾過純米原酒

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  • 醸造元      三芳菊酒造株式会社[徳島県三好郡池田町字サラダ1661]
  • 種類        特別純米 無濾過原酒
  • 原料米      阿波山田錦
  • 精米歩合     60%
  • 酵母        徳島酵母
  • アルコール度数 17度
  • 日本酒度     +2
  • 酸度        1.6
  • 経営者       馬宮亮一郎氏(杜氏制なし)

 妻の実家が徳島にあり、その帰省の帰り、徳島市内の天羽酒舗さんで購入したお酒。この天羽酒舗さん。 ご主人はとてもお話が上手で、しかも、徳島のお酒についてとてもよくご存じでとても勉強になりました。

 その際に、教えていただいたことですが、三芳菊の仕込み水は、蔵の井戸とかではなく、祖谷渓の松尾川の水が湧き出す地点から採水されているとのことで、水に大変こだわりをもっておられるとのことでした。

 上立ち香は、リンゴ様の良い香りが立ち上がります。 香ると言うよりも立ち上がるという感じでした。

 口に含むと、まるでリンゴワインかと思わせるくらいリンゴの味わいがします。日本酒度は +2 ですが、その香りと香味によって、とても甘口に感じます。 普段はあまりお酒を飲まない妻も、このお酒を欲しがりました。

 どうしたら、このようなお酒ができるのかと思い。インターネットーで検索すると、蔵元自らがお酒造りを説明したサイトがありましたので、少し引用させていただくと、

 「徳島酵母が全体的に弱い酵母であるため、早沸きになるくらいまでの極端な高い温度で仕込みます。添え麹、仲麹は完全に溶けるように総ハゼ麹です。留めの仕込みも比較的高い温度で仕込みます。徳島県酵母は、もともと小酸性の酵母です。ベテランの杜氏さんであれば、酸度が0.8とかのきれいなお酒になるでしょう。そこで温度を高くし、麹を溶かし、酸度を引き上げるのです。酸の出ない酵母で酸を無理矢理に出すと、従来の日本酒に多い乳酸よりも、リンゴ酸などの酸がたくさん出ます。これが『三芳菊』の仕込みの特徴です。」

 確かに、このお酒は酸度が1.6とやや高めのお酒です。蔵元が、元々少酸系の酵母から無理矢理、酸を引き出し、その殆どがリンゴ酸。 ようやく、このお酒の味の秘密がわかりました。

 口当たりがとても良い(いわゆる「危険なお酒」というやつですね)ので、ついつい杯が進みました。 それも、食中よりも食後にデザート酒のような感じで気持ちよく酔えるお酒でした。