滋賀

2014年4月 5日 (土)

美冨久 滋賀渡舟六号

20140405_mifuku_01

  • 醸造元       美冨久酒造株式会社[滋賀県甲賀市水口町西林口3-2]
  • 種類         山廃仕込純米酒
  • 原料米       滋賀渡舟六号
  • 精米歩合      60%
  • 酵母         滋賀県工業技術総合センター IRCS YS-001
  • アルコール度数  15度
  • 日本酒度      +1
  • 酸度         2.2

 2014年3月15日に開催された美冨久酒造さんの蔵祭りで購入したお酒です。 色々と試飲させていただいて迷ったなかでこれにしました。 

 「渡舟」という郷愁をさそう名前のお米。 山田錦の親にあたるお米ですが、渡舟そのもので造られたお酒はなかなか口にすることができません。

 この渡舟六号というお米も滋賀県が保有していた種籾をもとに平成 16年に復活させたそうです。

 まず色は深い黄金色。 香りも複雑な香味が漂ってきますが、さっと慣れてしまう潔い香りです。

 冷やで口に含むと、色と香りが物語るように奥行きの深い味が広がります。 ただ、香りと同じようにさっと引いていく潔さが感じられます。

 燗をしてみましたが、冷やの方がお酒の良さを引き出させるように思いました。 
 

2014年3月15日 (土)

美冨久酒造

 美冨久酒造さんは、東海道五十三次50番目の宿場町 水口 にあり、蔵も旧東海道に面しています。

周りは一面の田園地帯です。

20140315_mifuku_01

 旧東海道をまたいで蔵はあります。

20140315_mifuku_02

 東に鈴鹿山系が控え、その伏流水を利用した酒造りをされています。

 蔵は、最盛期に3000石の造石があったというだけあって、非常に大きなものでした。

20140315_mifuku_03

 蔵の一本、一本の梁が物語るように歴史と格式を感じさせてくれます。

20140315_mifuku_04

 美冨久酒造さんは、山廃仕込にこだわりをもっておられますが、この重厚な建物に酒造りを支える乳酸菌が棲み着いているのでしょうか。

 この日は、既に甑倒しを終えられていて、今期の役割を終えた、釜と放冷器が静かに鎮座していました。
20140315_mifuku_05
 麹室ですが、なんと、外観は煉瓦積みです。

20140315_mifuku_06

 中も綺麗に清掃されて次の造りを待っているかのようでした。

20140315_mifuku_07

 酒母タンクは、大きな部屋に大切に祭られているようでした。

20140315_mifuku_08

 仕込みタンクが置かれた部屋では、なんとも言えない香りが満たされていました。

20140315_mifuku_09

 初めて美冨久酒造さんのお酒を飲んだのが、信楽の「ほろ酔いうつわと地酒展」で販売されていた大吟極醸だったこともあり、軽快な酒質のお酒を造られるのかと思っていて、そのことを試飲、販売コーナーでお話させていただくと、蔵としては山廃仕込による濃淳なお酒が多いけれども、若い人がとっつき安いように、大吟極醸のようなお酒も大切にしているとのことでした。

20140315_mifuku_10

2011年7月 2日 (土)

美冨久 大吟極醸

20110702_mifuku_01

  • 醸造元        美冨久酒造株式会社[滋賀県甲賀市水口町西林口3-2]
  • 種類          大吟醸
  • 加熱方法       二回火入
  • 原料米        山田錦(兵庫県産)
  • 精米歩合       45%
  • 酵母          不明
  • アルコール度数   17%
  • 日本酒度       +5度
  • 酸度          1.1
  • 杜氏名        井上昇(但馬杜氏)

 今年の5月8日に信楽の里に出かけた際、陶芸の森の中にある信楽産業展示館で開催されていた「ほろ酔いうつわと地酒展」で出前出店されていたのが美冨久酒造さんでした。

 なんでも、イギリスで開催されるワインコンクール「International Wine Challenge」の SAKE部門(吟醸酒・大吟醸酒の部)においてゴールドメダルを2009年・2010年と二年連続で受賞されたお酒とのことで、自動車を運転するために飲むことが出来ない私に代わり妻が試飲させていただきました。お酒にあまり強くない妻ですが、「これ、美味しい」という一言で買ってみました。

 裏ラベルにも書かれているように、グラスに注いだ瞬間から、甘くて華やかな上立ち香が立ち上ってきます。 目隠しをされて香りを嗅ぐと、もしかするとこれが日本酒だと気づかないかもしれません。しかし、その後、口に含むと、強い日本酒度と低い酸度が物語るように一転して切れと強さをもって香りが口の中に広がります。確かにこのお酒ならば、フランス料理などにも、特に魚介類の料理に合うのではないかと思いました。