純米吟醸 霞浦禅
- 醸造元 株式会社佐浦[宮城県塩竈市本町2-19]
- 種類 純米吟醸
- 原料米 トヨニシキ・山田錦
- 精米歩合 50%
- アルコール度数 15~16度
- 日本酒度 +1.0 ~ +2.0
- 酸度 1.3
東北を旅した時に買ったお酒。 浦霞と言えば、上原浩先生の著書の中にも出てくるお酒ということで期待をふくらませて買いました。
蔵元が京都の妙心寺の僧侶と話をして思いついたと言われるお酒で、まだ、世間一般的に吟醸酒に理解が無かった昭和40年代初頭から造り続けられてきた伝統のある銘柄のお酒です。
蔵元のホームページを見ると、当時はまだ日本酒に級別制度があった時代であり、価格を抑えつつ吟醸酒を販売するには、特級酒ではなく一級酒にせざるを得なかったご苦労話なども書かれており興味深く読ませていただきました。
上立ち香は、微かにフルーツの香りがします。ですが、本当に微かで上品な酒質を思わせます。
口に含むと、端麗な中にも、生酛系のお酒を思わせるような味の複雑感も感じます。不思議な感覚でした。
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