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2012年6月23日 (土)

三芳菊 阿波山田錦特別無濾過純米原酒

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  • 醸造元      三芳菊酒造株式会社[徳島県三好郡池田町字サラダ1661]
  • 種類        特別純米 無濾過原酒
  • 原料米      阿波山田錦
  • 精米歩合     60%
  • 酵母        徳島酵母
  • アルコール度数 17度
  • 日本酒度     +2
  • 酸度        1.6
  • 経営者       馬宮亮一郎氏(杜氏制なし)

 妻の実家が徳島にあり、その帰省の帰り、徳島市内の天羽酒舗さんで購入したお酒。この天羽酒舗さん。 ご主人はとてもお話が上手で、しかも、徳島のお酒についてとてもよくご存じでとても勉強になりました。

 その際に、教えていただいたことですが、三芳菊の仕込み水は、蔵の井戸とかではなく、祖谷渓の松尾川の水が湧き出す地点から採水されているとのことで、水に大変こだわりをもっておられるとのことでした。

 上立ち香は、リンゴ様の良い香りが立ち上がります。 香ると言うよりも立ち上がるという感じでした。

 口に含むと、まるでリンゴワインかと思わせるくらいリンゴの味わいがします。日本酒度は +2 ですが、その香りと香味によって、とても甘口に感じます。 普段はあまりお酒を飲まない妻も、このお酒を欲しがりました。

 どうしたら、このようなお酒ができるのかと思い。インターネットーで検索すると、蔵元自らがお酒造りを説明したサイトがありましたので、少し引用させていただくと、

 「徳島酵母が全体的に弱い酵母であるため、早沸きになるくらいまでの極端な高い温度で仕込みます。添え麹、仲麹は完全に溶けるように総ハゼ麹です。留めの仕込みも比較的高い温度で仕込みます。徳島県酵母は、もともと小酸性の酵母です。ベテランの杜氏さんであれば、酸度が0.8とかのきれいなお酒になるでしょう。そこで温度を高くし、麹を溶かし、酸度を引き上げるのです。酸の出ない酵母で酸を無理矢理に出すと、従来の日本酒に多い乳酸よりも、リンゴ酸などの酸がたくさん出ます。これが『三芳菊』の仕込みの特徴です。」

 確かに、このお酒は酸度が1.6とやや高めのお酒です。蔵元が、元々少酸系の酵母から無理矢理、酸を引き出し、その殆どがリンゴ酸。 ようやく、このお酒の味の秘密がわかりました。

 口当たりがとても良い(いわゆる「危険なお酒」というやつですね)ので、ついつい杯が進みました。 それも、食中よりも食後にデザート酒のような感じで気持ちよく酔えるお酒でした。

 

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