今日は、念願だった秋の栗駒山登山。 紅葉シーズンの栗駒山は大混雑するとのことで、ホテルを朝6時に出発。
東北の山は本当にアクセス道路が完備されていていいです。
ほどなく、登山口に到着です。 駐車場は既に大半が自動車で埋まっています。
早起きさん Good Job 
清々しい、秋の天気ぃ~。 お天道さん Good Job 
しかも、山の方を見ると・・

な、な、なんか 紅いですよぉ。 お山さん Good Job 
準備体操をして、いざ、出陣。 Elli に導かれるままに進みます。 でも、なんだか、登山道がぬかるんだ残酷道。 それに、駐車場には、あれだけの人たちがいたのに、山道を進むのは我々のみ。
Taka: もしもし Elli さん。 この道でいいの?
Elli : ガイドブックで、お勧めのルートだよ。
Taka: に、しては、あまりにも人がいないさ過ぎるよ。 みんな、お勧め嫌い?
Elli : ・・・ でも、楽しいよ。
至る所にロープが出てきて、ぬかるみ道を歩く足下は既に泥だらけです。 そう、これが、Elli 様お勧め、東栗駒ルートです。 駐車場におられた方達は、恐らくというか絶対、(きっと快適な)中央ルートに進まれているのです。
Elli の Non Good Job
に耐え、辛抱して登っていると漸く眺望が開けました。
おおっ~。
これは、気持ちよさげな道。 そうそう、こんな道を歩きたかったのです。 るんるん。
と思いきや・・・

Ellっ~~~ 聞いてへん。 こんなん、聞いてへん。 聞いてへんでぇ~
楽しい、紅葉街道をルンルンと歩むはずではなかったのれすかぁ~~

見知らぬ人に助けられてるし・・・
あと、なんだか雲ゆき
が・・・ 最初、あんなに晴れていたのに。
それでも、再び眺望が開けました。
確かに素晴らしい紅葉風景です。
時折流れてくる霧を振り分け進むと、

感動
この東栗駒ルートで栗駒山山頂を目指すには、最後、胸突き八丁の上り坂が待っています。それを登り切ると栗駒山山頂です。
が。
霧で 真っ白 な栗駒山頂が待ってくれていました。
もはや、 気分は・・・ ガックリ駒
本当なら、 真っ赤だなぁ~ 真っ赤だなぁ~ 栗駒やぁまは真っ赤だな♪ と唄うはずだったのですが、冷たい霧に打たれて震えながら、ドナドナを唄いながら悲しくお弁当
を食べました。
すると、一条の光が時折差し込んで来ます。
気を取り直して、少し、尾根沿いに沿って歩いてみることにしました。
どうやら、岩手県側で発生した霧が、山頂で吹っ切れて秋田県側ではクリアになっているところもあるようです。
目の覚めるような紅葉の錦。
秋田県側の登山口は須川温泉というとても人気の温泉があることころです。写真の右側の方にある赤い屋根の建物の辺りです。
ただ、ここから登ると3時間くらいかかるらしく。登ってこられた方も、「長かったぁ」と口にされていました。
山頂に戻ると、相変わらずの霧でしたので、後ろ髪を引かれる思いで下山。
しかし、少し降りると、霧も少なくなり、比較的クリアな視界。 そこで、見えたのは。
こ、こ、これが 栗駒山の紅葉 
まるで山が燃えているようです。
鮮やかなパッチワークの世界にしばし、時間が経つのを忘れて見とれました。
途中、多くの方の撮影スポットになっている場所がありました。
まだ、頂上は霧の中のようです。 ですが、素晴らしい眺めです。
この眺めを惜しみつつ、下山していきました。 途中、振り返ると、なんと、山頂の方が晴れてきているようです。
酔狂者の我々
、下りてきた道を再び引き返し、先ほどの撮影スポットまで登っていきました。
どうです。 頂上がついに晴れています。
陽が差し込んで、紅葉も一層鮮やかになっています。
所々の広場で、登山客の皆さんが、この紅葉を愛でていました。
歩いてられる方も気持ちよさそう。
東栗駒もいい感じに。
また、一味違った印象があります。 最初は苦しめられましたが・・・
念願の美しい栗駒山を満喫して、今度こそは本当に下山しました。
最後の頂上ビューポイント。 山頂は、すっきりと晴れ上がっていました。
ありがとう、栗駒やま~ と思いきや。 この時、とんだハプニングが・・・
カメラ
落っことしてしまいました。。。




カメラは、下り道を3メートルほど、コロコロと落ちていきました。
コンパクトカメラなので、何となく大丈夫でした。 傷だらけにはなってしまいましたが、撮影機能は大丈夫のように見えました。少なくともその時には・・・
「よかった、よかった、無事で
さすが、 Made in Japan」 と思って、登山の後の楽しみ、温泉に行きました。
ハイルザーム栗駒です。
あれ、、、なんとなくぼけているような。
カメラをおっことした時の影響でしょうか、なんか端っこが今ひとつピンぼけているような
まぁ、あの落ち方で坂道を転がって無傷でいる方が不思議のような気もしますが。。。
さて、今夜も一関のホテル蔵に戻ったのですが、Takaの手が荒れていたので近くの薬局を求めて一関の街を彷徨しました。 そして一件の薬局をみつけて入りました。とても親切に薬を探していただきました。 そして会計の時の会話
Taka : 実は、今旅行中なんですよ。
店員さん : へぇ、そうなんですか。
Taka : 今日は栗駒山に行ってきました。 素敵な山ですね。
店員さん : でも、紅葉はまだだったでしょう。
Taka : 何をおっしゃいますか。まっさかりでしたよ。 生まれて初めてあんな凄い紅葉をみましたよ。
店員さん : ・・・ あれっ??? そうだったんですか????
Taka : ですよぉ。
うーん、「灯台もと暗し」とはまさにこのこと。 地元にいると無感覚になるもんですね。
ホテルに戻って Elli にこの話をすると、まぁ、地元の人なんて案外そんなものね。と笑い飛ばしました。
ですが・・・
翌日の朝、衝撃の事実が・・・
ニュースを付けると、天気予報に続いて紅葉情報をつたえていました。
「栗駒山
い・ろ・づ・き・は・じ・め」
はいっ?
色づきはじめだったんだぁ~
あ・れ・で 色づきはじめだったんだぁ~
てっきりピークの紅葉を見たと思いこんでいた我々っていったい・・・
薬屋さんの店員さんを笑い飛ばした我々って・・・
ガックリ駒 
それにしてもピークの紅葉ってどうなっちゃうのでしょうか。 恐るべし栗駒山でした。
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