2016年12月10日 (土)

しめ縄作り

 日頃、お酒の会でお世話になっている方のお父様の指導を受けてしめ縄作りに挑戦してみました。

 朝9時にお邪魔して・・・

 

20161210_shimenawa_01
 まずは、こんな感じで始めていきます。 これがしめ縄になっていくなんて想像もできませんね。

 次のステップでは・・・

20161210_shimenawa_02
 なんとなく、先行きが見えてきた?

 20161210_shimenawa_03
 しめに入っていきます。

20161210_shimenawa_04
 それっぽくなってきました。

 そして、、、

20161210_shimenawa_05
                  shine 祝 完成 shine

 あまりにも立派なしめ縄ができました。 感激です。

 ちょうど12時、この後は、お約束の酒盛りで楽しまさせていただきました。

 ちなみに、我が家の玄関に飾られたしめ縄です。

20161210_shimenawa_06

2013年10月12日 (土)

盛りだくさんな一日

 Takaです。 今日は、職場の同僚であり、ホームページも相互リンクしている ぎんちゃん のお家に、職場の仲間数名とお邪魔させていただきました。

 Elli は、実家のお父様の調子が良くなく、一人帰省に・・・ しかも渋滞を避けるためにshipで。

 目的地は泉州、春木。 東岸和田のだんじりを見て、同僚自慢の鉄道ジオラマと、これまた、一緒にお邪魔する広島出身の同僚のお好み焼きで楽しむという豪華な企画です。

 しかも、待ち合わせは11時。 ということは。。。 時間に余裕があるので、もれなく関空(春木に近いのですぅ)で飛行機ウォッチングできるという特典つきなのです。scissors

 で、まずは関空。 迷わずスカイビューへ Go!!

 関空のここでしか味わえない、航空機シーンを、アホな解説でどうぞ。

20131012_danjiri_01     4機がタキシング中。 飛んでいる姿もいいですが、複数機のタキシングは心躍らされますね

20131012_danjiri_02   いつのまにか、後ろにいた大型のANA 777が CAの737を“オラオラはよせいっ”って煽ってはります


20131012_danjiri_03                        た、た、対決? coldsweats02            


20131012_danjiri_04                FLY パンダ!  周りにいたちびっ子も大はしゃぎ


 さて、そろろそ集合場所に向かう時間です。飛行機を見て、気持ちが大きくなったので、ここは一つ奮発して、 ラピート号に乗車ぁ。 わずか15分だけですが・・・

20131012_danjiri_05

 さて、短いラピート号の旅も終わり、春木駅に・・・  迎えに来てくれていたぎんちゃんと、他の同僚と車に乗り合わせて、先週プチめぐりをして、東岸和田地区のだんじり見学に。

 だんじりを生で見るのは初めてでしたが、その勇壮な姿に感動。

 ここで、「感動写真をご覧ください」といいたいところですが、悲しいかな、あまり動きがあるものを撮ったことがなく、へぼ写真ばかりしか撮れていませんでした。 その中でもましな写真をどうぞ。。。weep

20131012_danjiri_06               太陽の光を背に浴びて颯爽の登場 かっこいいです

20131012_danjiri_07                       勇壮な飛び技  って言うのか?

20131012_danjiri_08                        迫力の遣り廻し

20131012_danjiri_09                       もう一発 遣り廻し

20131012_danjiri_10                       回り切ったら一安心


20131012_danjiri_11                       大迫力の地車三重連


 さて、だんじりを堪能した後は、ぎんちゃん邸にてパーティ。 地元の「はげ」など近海ものの魚をいただいき、また、本場広島のお好み焼きをいただきながら、もちろん、日本酒を。。。  4合瓶2本があっという間になくなりました。

 そして、本日のもう一つのメインイベント。 ぎんちゃんの鉄道ジオラマです。 何しろこれも動きがあり、しかも小さいので、 Taka のへぼデジカメでは、いい写真が撮れませんでした。 まぁ、かろうじてお見せできそうなものを 少しだけ。。。

20131012_danjiri_12                   電気機関車+8両貨物の大編成


20131012_danjiri_13                      スピード感もたっぷり

20131012_danjiri_14                  見慣れた阪急電車もこう見ると新鮮

20131012_danjiri_15                       堂々のコレクション


 そうこうしているうちにあまりにも長居をしてしまったので帰宅の途に。 本当に楽しい一日でしたぁ~ happy01



 し、し、しかし、不幸というものは突如としてやってきます。

 途中、 Elliに自慢話をしようと電話したのですが・・・

 電話口からは開口一番。 ❛イタッ~~~~❜wobbly 

 何事が起ったのかと思いました。 もしかして、以前、摘出した胆嚢が再生復活(トカゲのようなやっちゃな) して、また石を蓄えたのかとも思いました。shock

   ・・・・では、なかったようです。

 なんでも、電波状況が良くなくて、外に出ようとした Elli ・・・ 靴を履いたのが運のつき。 なんと、靴の中に

                        ムカデ様


が巣食っておられたようです。 ムカデ様の平穏な暮らしを妨害した Elli 反撃をくらってしまったそうです。  あぁ~あ どうなるのでしょう。。。。

2013年6月 8日 (土)

梅仕事 2013

 今年も梅の季節がやってきました。

 会社から帰ると注文しておいた、和歌山みなべの南高梅が届いていました。

20130608_ume_01

 今回は梅酒用に、ちょっと贅沢に、“ほんのり紅南高梅”も購入。 ほら、左側の赤く色づいている子達です。 これは、一種の日焼けらしいのですが、とても貴重な梅の実さん達なのです。

 まずは、水洗いです。 大変な作業ですが、これにも楽しみが・・・

20130608_ume_02

 氷に包まれたように変身する梅の実が見られること。。。

 綺麗に洗ってあげるて、2時間程度水に晒します。

20130608_ume_03

 そして、ひとつひとつ、拭きながら水気をとって乾かしてあげます。

20130608_ume_04

 とりあえず、丑三つ時になりましたので、このままにしてお眠ります。

 そして、翌朝sun

 ひたすら、仕込みです。

 で、できたのがごれっ。

20130608_ume_05
 左から、 黒酢梅・黒酢梅・梅サワー・梅シロップ・梅酒(ブランデー)・梅酒(ホワイトリカー)です。

 梅仕事は大変ですけど、やめられません。

2013年3月10日 (日)

ホームステイで雛祭り

 徳島のElli母が入院し、週末お見舞いとんぼ返り帰省から戻り、ほっと一息ついたその夜、急なホームステイの依頼がありましたmailto

 何でも、京都市内に留学中の学生さんを周辺自治体の一般家庭で一泊だけ受け入れて、生活体験してもらおう、というもの。

 その昔、デンマーク留学中に現地で世話好きな方のご家庭にお世話になり、何らかの形で自分も、と思ったElli。何年か前に自治体の国際交流ボランティアに登録して、その後なんの音沙汰もなく、ほとんど忘れかけていました。それが、Takaの連続休日出勤やら、Elli親元の入院やらでバタバタしている絶妙のタイミングでの依頼coldsweats02。どうしようかと迷いましたが、先方は直前で受け入れ先が足らずに困っている様子。何より、こんな時こそ積極的な姿勢で前向きな気持ちを新たにしたいと、思い切って引き受けることにしました。

 我が家に来てくれたのは、ウクライナと中国からの学生さん。とっても可愛らしい女性2人heart04。9日土曜日の夕方、自治体海外交流団体の方といっしょにタクシーで到着。来日以来ずっと日本語学校で学んでいて、日本の一般家庭に入るのは初めてとかで、家の中を案内すると、部屋の様子とかベランダからの景色とか、パシャパシャと写真を撮っています。なんか、これだけでも来てもらって良かったのかな?と思えます。日本語も全く不自由なく、こちらが英語を使っても、日本語で返してくれるほど。

 夕食は冬の定番、お鍋を初体験してもらって、寝室は(和室でなくて申し訳なかったのですが)、洋室にマットレスと布団を直に敷き、行燈風ランプでちょっとだけ和風演出。2人ともぐっすり眠れたようで、安心night

 2日目、10日日曜日の行動は朝から夕方までホストファミリーに任されています。Takaは今日も悲しい休日出勤のため、2人の遠来のお客様とTaka母様とElliで、年代も文化も違えど女性4人、大和郡山の「大和な雛まつり」に出かけて見ました。徳島県勝浦町から全国に広まった、雛人形を町家や展示館で飾る催しです。お天気は、あいにくの曇り空cloud。今にも雨が降り出しそう。


20130310_homestay_01 近鉄郡山駅で散策地図をもらって、まず駅前商店街へ。

 何軒かのお店で、家族で大切にされてきた段飾りを披露しています。そのうちの一軒で見所を教えてもらい、優先して回ることに。

 まず、旧川本邸へ。この辺りは洞泉寺町と呼ばれ、往時の花街。

 窓の細い格子も瀟洒な2階建て、中には3階建ての、粋を凝らした古い木造家屋が並んでいます。

 旧川本邸も3階建ての元遊郭。大正期に建てられ、平成11年まで人が暮らしていたそうです。

 趣のある一室一室に、様々な形式の雛人形が飾られています。傍には、盆梅もcute。階段雛も風情があり、よい雰囲気。


20130310_homestay_02
20130310_homestay_03

 旧川本邸から少し歩くと、源九郎稲荷神社。歌舞伎で有名な源九郎狐が祀られています。

20130310_homestay_04

 境内の案内所には、市川猿之助や中村勘太郎の写真が。舞台で演じることになり、お忍びでお詣りに来たとか。


20130310_homestay_05 神社から北へ少し上がって、紺屋町へ。

 去年の冬「酒蔵みてある記」で、掘割のある通りに心惹かれながら、ルートでないため横眼で通り過ぎた所。

 掘割の前に佇む、箱本館紺屋に入ってみました。 紺屋町は、藍染の染め物屋や問屋が集まっていた通り。

 阿波から吉野川流域の藍を仕入れ、城下に商っていました。それにちなんで、藍染の技術、道具を紹介しています。座敷には華やかな御殿雛、藍染で作った金魚の飾りも賑やかでユーモラス。

20130310_homestay_06

 時間は、お昼過ぎ。雨脚が激しくなってきたのでrain、郡山から電車で奈良へtrain。奈良公園の釜飯屋「志津香」へ。炊き上がりまで待ち時間が長い分(座敷に座るまでも長いですがcoldsweats01)、暖かい所でゆっくり出来ます。味の方も好評で、一安心。

 釜飯屋を出ると、もう3時前。雨は上がりましたが、肌寒いし、屋内がいいかな?と、興福寺の国宝館へ。「日本で一番の美少年ですよshine」と、阿修羅像を紹介。お眼鏡にかなったかどうかは分かりませんが、所狭しと並ぶ仏像群を前に、「よく似た仏像、中国でも見ました。」「この仏様は、インドでは何の神様?」など、ワイワイ話を弾ませているうちに、閉館時間となりました。

 この後は近鉄奈良駅まで戻り、近鉄京都線の同じ列車に乗り込んで、京都市内まで帰る2人より、我々が先に下車、という形で、お別れweep。初めてのホストファミリー体験、最初はドキドキでしたが、とっても楽しかった2日間でしたnotes

2013年1月12日 (土)

正曆寺 菩提酛清酒祭

 年が明けてから何かと忙しい日々が続いており、土日出勤が当たり前になってきました。ですが、この日だけは、どんなに大事な仕事があろうと ブッチ することを決めていました。

 そう、正曆寺の 菩提酛清酒祭 です。

 正曆寺は、日本清酒発祥の地として、ここから現在のお酒(清酒)の原型が生み出されたとされています。

20130112_syoryakuji_01

 えぇ? 仏教では、お酒は御法度なのでは? と思われる方もおられるかもしれませんが、確かに、「不飲酒戒」というように仏教の五戒の一つなのです。

 ですが、大きな寺は荘園をもっており、そこで作られたお米でお酒を醸して献上酒などを作っていたのです。 これを僧坊酒と言って、貴重な収入源にもなっていたようです。逆に、お酒造りは、高度な技術が必要なため確実に技術が伝承できて、しかも、造りには失敗がつきものだったので、失敗(米が無駄になる)したとしても屋台骨が揺るがないだけの経済基盤が必要なため、そういう条件を満たせるのがお寺だったのかもしれません。

 蘊蓄はそれまでにして、万難を排して挑んだこの日。 単にお酒のイベントだと Elli がむくれそうなので、 ハイキング というおまけをつけました。

 まずは、圓照寺という尼寺(門跡寺院)です。

20130112_syoryakuji_02

 このお寺は公開されていませんので、門の外からしか見ることはできませんが、壁に五本の白線が入っています。 昨年の11月に近江坂本の慈眼寺に行った時に仕入れた蘊蓄ですが、この白線が多いほど格が高いとされていますので、かなり高い格の門跡となります。(詳しい蘊蓄を知りたい方は、こちらへ)

 「おお、白線が五本もあるぅ・・・」と感心していると、 うん? なんじゃ?

20130112_syoryakuji_03

 不 許 酒 肉 五 辛 入 山 門

 ふ きょ さけ にく ご からい はいる やま ない ???
 ふ きょ さけ にく ご からい はいる やま ない ???
 ふ きょ さけ にく ご からい はいる やま ない ???

 ああ、漢文flair
 
 

              酒、肉、五辛  山門より入るを許さず


 オオマイガッwobbly  いきなりのストレートパンチpunch

 これから、清酒発祥の地へ、清酒祭りなるものを見に行く我々への嫌み?  ショボンbearing




20130112_syoryakuji_04 気を取り直して、再出発です。

 ひなびた大和の風景を眺めながらの快適ルートです。ちょっとした山道もあります。

 また、途中、有機肥料を作ってらっしゃる場所などもあり、香しい香りを嗅ぎながら進んでいきます。 原料を積んだダンプとすれ違うときは少し注意danger

 

 えっ、何が?  ご想像にお任せします。


 圓照寺と正曆寺との位置関係については、下の地図をご覧下さい。

 

大きな地図で見る

 歩くこと約1時間。 正曆寺に到着です。 もう、お米を蒸しが始まっているようです。タンクを覗かせていただきました。

 

20130112_syoryakuji_05
 
 暫くすると、住職さんより、この菩提酛の説明がありました。

 蒸しが進むと、蒸気が勢いよく出てきて辺りが良い香りに包まれていきます。

20130112_syoryakuji_06

 お米が蒸し上がると、協力されている蔵の方々が総出で冷ます作業をされます。

20130112_syoryakuji_07

 並んだ、お米達・・・

20130112_syoryakuji_08

20130112_syoryakuji_09

 きれいですぅ~lovely

20130112_syoryakuji_10 作業が一段落すると、蒸し米の一部を使って、お餅つきがはじまり、つきたてのお餅が振る舞われます。

 これまた、美味の一言。

 粕汁の振る舞いもあり、冷えた身体に優しいです。

 そうこうしているうちに、蒸し米も冷えたようで、酒母タンクへ仕込みが始まりまったようです。

 

20130112_syoryakuji_11

20130112_syoryakuji_12

 さて、 これで一段落ということで正曆寺の拝観に。

20130112_syoryakuji_13

 正曆寺は、紅葉でも奈良県有数の名所です。
 

 秋の紅葉の季節には、このお庭から見る景色は絶景となるそうです。 是非、秋にも訪れたいと思います。

20130112_syoryakuji_14

20130112_syoryakuji_15 さて、酛場に戻ると・・・

 僧侶の皆さんが、無事に酒母が育つことを祈願される厳かな儀式が執り行われています。

 ここで造られた酒母は、今日、協力に来られていた県下の十蔵に配られ、そこでお酒が醸されるそうです。
 

 昨年度に醸されたお酒も、試飲販売されていました。 ・・・これ、買いました。




20130112_syoryakuji_16


 つかの間の穏やかな休日でした。

20130112_syoryakuji_17

2012年7月 7日 (土)

黄金色のシロップ

 天気も今ひとつ・・・ それにしてもよく降りますね。

 何の変哲もない一日ですが、6月16日につけた梅シロップの仕上げ仕事をしました。

20120707_ume_01                   6月16日漬け込んだところ

 まずは、梅の実を取り出し、シロップをホーロー鍋で弱火で煮詰めます。すると灰汁がでてきますので、それをすくい上げてあとは冷やして濾すだけです。

 すると、

20120707_ume_02

 黄金色のシロップがlovely

 とても芳醇な味がします。 水で薄めて飲んでもいいですが、これからの季節、かき氷のシロップとしても最高です。

2012年6月16日 (土)

梅仕事 ~本番~

 昨日、会社から帰った後、届いた梅の実 5kg と更にスーパーで買い足した2kgの梅の実 合計7kgをひたすら洗い、漬けるための瓶を熱湯消毒したのですが、この熱湯消毒、下手をすると、パリンッimpact って気持ちのいい音をたてて割れて下さいますので、とても気を遣うのです。全ての準備作業が終わったのが午前3時。

 へたり込むようにベッドインして迎えた今日。 梅雨らしい雨の中、梅を漬けていきました。そして出来たのがこの子達。

20120616_umeshigoto_01

 左から、黒酢梅酢、黒酢梅酢、梅シロップ、梅酒(ホワイトリカー)、梅酒(ブランデー)。

今年の梅仕事も終わりです。 逆に去年漬けた梅酒の瓶から梅の実を取り出し、瓶を入れ替えました。

20120616_umeshigoto_02

 いい色に仕上がっていますぅ。lovely

 至福の一杯でした。

20120616_umeshigoto_03

2012年6月15日 (金)

梅仕事 ~準備編~

 今年も梅の季節がやってきました。 

 天候不順で、梅の花と桜の花見が同時にできるなど、年を追う毎に変な気になっていき、今年の梅の実も影響を受けているとのこと。 そんな中、月向農園さんから注文していた梅が送られてきました。

 立派な梅たちで安心しました。

 まずは水洗いです。 この時の楽しみが、これ、まるで梅の実が氷に包まれたように見え、涼しげに目を楽しませてくれます。

20120615_umeshigoto_01  

2012年6月 2日 (土)

 Elliの入院騒動も終わり、このたび晴れて退院することができました。

 で、今度は徳島で入院されているElli父のお見舞いに実家のある徳島に。 なんか、今週は病院週間hospital

 ところで、ちょうどこの季節。Elliの実家近くを流れている川に蛍が舞います。

 夜8時頃、勇んで河畔に繰り出しました。川面までは若干距離があり見おろすような形での鑑賞となります。

20120602_hotaru_01

20120602_hotaru_02

 儚い光が一服の清涼感を与えてくれる一時でした。

2012年2月 3日 (金)

奈良の節分 ~手向山八幡宮&東大寺二月堂~

 2月3日、節分の日。鬼のお面をかぶり、豆撒きをした懐かしき日々は、遙か昔。齢を重ね、すっかり薹が立った昨今、「立春?まだ真冬なのに。年中行事は旧暦でやればいいのに」などとうそぶきながら、ただただ、大豆と巻き寿司、イワシfishを食べるだけの日となっていました。が、今年は、いつもと違った過ごし方をすることに。友人の方に誘われて、寺社仏閣の節分を初体験することになったのですshine(平日につき、Elliのみ。例によって、Takaはお仕事building。でも、夜は豪華飲み会bottle予定なので、こちらも一点の曇りなしsun。)

 行き先は、奈良公園。手向山八幡宮と東大寺二月堂。午前中、手向山八幡宮で御田植祭の祭事を見て、午後、二月堂での盛大な豆撒き、という予定です。

 手向山と二月堂は非常に近く、効率のよい計画です。でも、ひょっとして、恐ろしい人出?豆捲き(厳密には、「豆拾い」?)に来ながら、その実、ごった返す人波に豆粒のごと洗われるのではcoldsweats02?いえいえ、ニュースで観る東京や大阪の時の人が豆を撒く成田山などと違って、これは鄙びたあおによし奈良の都の古コトの儀。きっと雅びながらも牧歌的で、昔、何度か経験した新築家屋の棟上げで行われる餅投げのように、のどかに違いありません。ましてや、今日の舞台は、世界遺産に国宝の文化財。皆さん、おのずとゆったり気分japaneseteaのはず。

 期待と不安を胸に、奈良に到着。県庁の脇から先の土曜日の山焼きで黒焦げになった若草山を右手に見て大仏殿の前に出ると、鏡池が一面に凍り付いています。

20120203_setsubun_01

 何という厳しい寒さ。冬枯れてなお立派な樹木を愛でながら二月堂への参道を上ると、正面に手向山八幡宮の、小振りながら整った社殿が現れました。

20120203_setsubun_02

20120203_setsubun_03 時刻は10時半。

 御田植祭まで30分あるのに、本殿前に張り出した舞台の真正面には、すでに人垣が。空いていた右側の最前列に陣取りました。開始時間が近づき、神主が本殿に上がって、祝詞を挙げています。

20120203_setsubun_04 11時。舞台左の広場から、御田植祭の行列が出発。神主を先頭に、頭に牛の面を付けた男の子、翁の面を付けた田主役の男性、巫女姿の早乙女役の女の子6人、そして地謡衆。少人数ながら、雅な風情です。境内をまっすぐ進み、社務所の所で見えなくなったかと思うと、外を廻って、正面の門から再び入場。舞台に上がって、翁姿の田主一人を残して、左右両脇の円座に着座しました。

20120203_setsubun_05 田主は、舞台の奥から本殿へ向かう通路に下り、所作を始めました。

 背中を向けているのであまり見えませんが、両脇にある松に水を遣り、鼓を打って、神様を奉っている様子。

20120203_setsubun_06 舞台に戻ると、鍬を手に田を耕し、鍬を置いて今度は鋤を持ち、牛役の童子のタスキを鋤に結んで、2人いっしょに舞台を一周。

 正面に来ると、童子が「も~」と牛の鳴き真似。可愛いらしいshine

20120203_setsubun_07 鋤いた土を馴らし、肥桶に見立てた常緑樹の輪を担いで肥をやり、籾殻に見立てた大豆を撒いて、最後に鍬で土をかぶせて、田主の御田植えは終わりました。

 最後に、小さな早乙女達が舞台に並んで玉串を奉奠、神事は無事終わりました。まるで演劇のよう。立春に豆を撒くことで邪(じゃ)を払い、五穀豊穣を祈る節分の意義が、見ているだけで理解できます。
 
 神事の後は、いよいよ豆撒き。

 静粛な雰囲気は一転、争奪戦の始まりslate。古式ゆかしい儀式の後で、みなさん神妙でおしとやかかと思いきや、とんでもない。帽子dramaを高く掲げ、飛んでくる豆を独り占めするべくキャッチする男性。地面にしゃがみ込んで、落ちて来た豆を拾いつくす女性。いずれも年配。

 年期の入った、巧妙かつ仁義なき作戦にあっさり敗退しかけたElli。wobbly

 なりふり構っては収穫ゼロになると、途中で気付き、一心不乱で豆を3袋確保。最後の1つは、後ろのお爺さんと奪い合うようにして、Elliが勝ち取ったのですが、その直後に「それちょうだいよ。paper」と、手を出され(ご自分では1袋しか拾えてなかった様子)、あっさり渡してしまう自分がいました。うぅむ、このごろ「酒蔵みてある記」でも思い知らされていますが、おそるべし年長軍団。

 時刻は12時過ぎ。二月堂で豆撒きの始まる午後2時まで時間があるので、今は閑静な(嵐の前の静けさ?)二月堂に登ってみました。

20120203_setsubun_09

 冬晴れの下、大仏殿と生駒山までよく見晴らせます。

20120203_setsubun_10

 右奥の手水舎には、氷が張り氷柱が垂れています。柄杓から垂れる水滴まで、氷柱になっています。水鉢を取り巻く龍も凍り付き、とっても寒そう。

20120203_setsubun_11
 
 二月堂を降りて、絵馬堂茶屋で昼食。白味噌仕立ての出汁がまろやかな絵馬堂うどんで温まり、再び二月堂へ。時間はちょうど1時。普段は立ち入れない二月堂直下の芝生の斜面が開放され、豆撒きの1時間前だというのに既に人がかなり入っています。普段なら他人事で通り過ぎますが、今日の目的はここでの節分行事。寒空に耐えて、私達もエリアに入ることにしました。
 
20120203_setsubun_12 まだかなり空いているので、最上段へ。

 それでも最前列はすでに人が並んでいて、Elli達は2列目。初めて真下から見上げる二月堂の舞台。迫力があります。天平風を残した柱の列が、リズミカルです。良弁杉も間近で、高さがよく分かります。
 
 30分前になると、芝生の空間はほぼ人で埋まり、警備を担当する奈良県警から注意事項が、何度も何度もアナウンスされます。「一つ、自分が立っている場所から動かないで下さい。二つ、左右前後の人を押さないで下さい。三つ、傾斜があるので、自分の足下をしっかり確保して下さい。」すでに何度も奈良の有名寺院で豆撒きを経験してきた大先輩の友人、

           「そんなん、一旦始まったら本能のままよ~。」

 これがいかに達観した名言かは、先の手向山八幡宮で実感しつつあるElliでした。
 
 午後2時、東大寺の住職やミス奈良が入場して壇上にずらりと並び、、豆撒きが始まりました。

 みな一斉に臨戦体勢bombに突入。奈良県警があれだけ繰り返していた注意事項は、各所でことごとく破られていきます。impact 這いつくばって拾い集める人々、帽子で空中キャッチする人々はさっきも見たけど、買い物用レジ袋をいっぱいに広げる人々は、いったい何?

 ここの豆撒きは、色んな物が降ってきます。殻付き落花生、塩炒り空豆、あんパン、そして、拾えると本当に嬉しい福鈴。周りの人はすでにいくつか拾っているのに、Elliのところには全く何も降ってきません。weep

 なんと、すぐ前のお爺、こともあろうに両手で帽子を頭上高く掲げて、虫取り網状態。空中で全て捕獲してるではありませんか。まるで、悪徳漁船団の一斉底引き網のよう。

 お爺のブラックホール帽子dramatyphoonに全て吸い込まれ、何も飛んでこない状態に、さすがにぷっつんangry切れたElli。思わず「帽子ずるい~!wobbly」と声を上げ、帽子お爺の足の間に腕をつっこみ、お爺の足下に落ちた落花生を拾い獲っていました。。。

 Elli、友人の方の言葉の如く、不惑を過ぎて初めておのが本能を見たのでした。その後は何とか要領を得、あんぱん2つ、落花生3袋、空豆2袋、福鈴1つを確保できたのでした。

 しかし、上には上がいらっしゃるものですね。気がつけば、最前列の人のさらに前の急斜面に飛び出して、拾い廻っている猛者も数人。Elliの前に立ちはだかった帽子お爺も、目の前で急斜面を駆け廻るおばさんに、すっかり腰砕けになっていました。

 争奪戦も加熱気味となった頃、豆撒きは終了。ついさっきまでの乱闘が嘘のように、人波は引き潮の如く境内から退けて行ったのでした。

20120203_setsubun_08                      戦い済んで日が暮れて

 不思議なのは、その後のすがすがしい気分。時間限定の解放区の後で、普段は眠っている心身の生存エネルギーを放出した後は、心身共にすっきり晴れ晴れ。これが太古から続く無礼講の祭りの効用なのでしょうか。節分の「鬼は外」とは、自分の内なる鬼を表に出し、追い払って浄化することなのでしょうか。深い真理を学びました。

20120203_setsubun_13 昂揚の後は、お茶でしっとりほっこり。cafe

 二月堂から続く土塀の参道を下り、大仏池を過ぎた所にある「工場跡」カフェに入りました。

 その昔、フトルミンという乳酸菌飲料を作っていた工場の建物を再利用しています。工場といっても、現代のコンクリートの無機的な建物とは違い、木造の大正レトロな暖かみのある建物。紅茶も美味しく、ゆったり落ち着いた時間を過ごし、賑やかな一日の穏やかな締めくくりとなったのでした。

20120203_setsubun_15