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2016年12月 4日 (日)

西本智美 wiht エルサレム交響楽団

 久しぶりの西本智美さん指揮の演奏会に行きました。

20161204_nishimoto_01
 楽団はエルサレム交響楽団。 初めて聴くオケです。演目は、ドヴォルザークのチェロコンにマーラの5番です。

 西本さんの指揮は本当に観ていて美しいです。

 特に手の動きがしなやかで、タクトを持たずに指揮をされる楽章があるのですが、楽章の終わりで音がゆっくりと消えゆくとき、両手で卵を優しく包み込むような所作をされ、その動きを見ているだけで何を伝えたいのかが分かるような気分になります。

 最初のチェロコンは第一楽章で少し、音が揃っていないような印象も受け、「どうなるの?」と思いましたが、だんだんと美しいハーモニーが、そして、圧巻は、今回の目玉?でもあるマーラー5番の第4楽章 Adagietto。 Elliはこの曲を聴くと、学生時代に観た映画「ベニスに死す」のクライマックスシーンが思い浮かびます。

 編成も超大編成で、シンフォニーホールの舞台がほぼ、楽団員で埋め尽くされていた感じがします。

 我々は、バルコニー席で、西本さんの指揮を正面斜め方向からみれたのと、面白かったのはパーカッションの動きでした。バスドラムの上にシンバルを固定し、一人で両方を演奏される姿は初めて見ました。(いままで、気付かなかっただけかもしれませんが)

 マーラーが終わると、ヴラボーの嵐でした。

 年の瀬にいい思い出をつくることができた一日でした。

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コメント

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

自分で撮った水辺の花の写真が、月ヶ瀬だったか柳生だったか分からなくなって、確かめにお邪魔して、びっくりぽん!

いつの間にアップされていたのですか!?

パーカスは人数節約のためにこんな事を(千秋のマルレ・オケみたいに)?
それとも、バスドラムとシンバルの動きが連動していたので、一人で演奏したのでしょうか?

平城宮跡のあやしの鳥は、東儀秀樹さん?紅白の小林幸子のようです!
そういえば、「鳥貴族」というお店があるんですってね。

とりとめなくなってきましたが、今年もよろしくお願いします。 o(_ _)o


snowdropさま、お年始の訪問ありがとうございます
気付くのが遅くなってすいません

改めて、明けましておめでとうございます。
本年もこちらこそどうかよろしくお願いします

私が筆無精しているうちに、Takaのほうが年末年始に
いろいろ書いてアップした次第です

パーカスはじめオケの編成の変化、吹奏楽の経験がある人はよく気が付きますね
snowdrop様の言うように、経費節減したのか、
「バスドラムとシンバルの動きが連動していたので、一人で演奏した」のか、
あるいは、バスドラムもシンバルも得意な奏者で、
常に1人でこなしておられる(ありえない?)とか・・・

平城宮跡のあやしの鳥は、花で出来たオブジェです
もしあの格好での雅楽演奏なら、ぜひ和風パパゲーノとして
「パパゲーノのアリア」をやっていただきたいものです

「鳥貴族」は、職場で行ったことありますが、
いろんな焼き鳥があって、一本でも結構ボリュームあります

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