緑風の宇治散歩
Takaが長期出張から帰ってきました。本日も、薫風香る五月晴れ。時差ボケ解消とリフレッシュを兼ねて、宇治を歩いてみることにしました。JR宇治駅で下りて、散策開始。老舗の茶屋などが並ぶ商店街を抜け、宇治川を渡ります。
夢浮橋からの眺め
澄んだ水面と新緑がきらめいています。さわらびの道から仏徳山の展望台まで緩やかな坂道を登っていきます。
頭上を彩る楓の新緑
山ツツジの花
展望台からは、宇治の町が一望できます。
平等院も木立の中に鎮座しています。
再び山道を下りて、麓の宇治上神社にお参り。
境内には清水が湧いています。桐原水といい、宇治七名水のうち現存する唯一の湧き水だとか。
宇治川沿いに出ると、ちょうどお昼時。福寿園の宇治茶工房で、茶蕎麦をいただきます。少しですが待ち時間があり、思ったより時間がかかってしまいました
茶房を出て、少しだけ上流に行くと、興聖寺があります。ここは、宇治きっての紅葉の名所。山門から琴坂へと続く楓の並木、今はみずみずしい青葉の回廊です。
興聖寺を出て、川を上流に向けて散策。清流にかかる楓の若葉に光がしたたっています。
天ヶ瀬吊り橋を渡って・・・
閑静な山と川の眺めを愛でつつ、下流へ戻ります。
塔の島まで戻ると、何やら舟が浮かんで、太鼓が勇壮に鳴っています。
龍の形の舟に、思い思いの衣装と幟で時間を競う、宇治川・源平・龍舟祭という催し。笛太鼓の音頭に応援の掛け声も飛び、なかなかの熱戦についつい見入ってしまいます。
川と緑に心洗われた一日の、思いがけず賑やかな締めくくりとなりました。
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