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2014年2月23日 (日)

酒蔵みてある記 芭蕉の心に触れて大田酒造 in 2014

 なんか、冬は酒蔵ばかりを巡っています。

 今日は、伊賀にある大田酒造さん。 3回目になります。

 近鉄様ご推奨のルートで行くと高くつくので JR(ディーゼルカー)を利用して伊賀上野まで行き、そこから伊賀鉄道で上野市に入ります。

 集合時間よりも1時間ほど早くついたので、伊賀上野城の周りを散策しました。

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 俳聖殿です。 伊賀が生んだ俳聖、松尾芭蕉を記念して建てられた建物。 ちょっと変わった形の建物ですよね。 その理由は・・・

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20140223_otasyuzo_03 そう、この建物自体が芭蕉様の姿を表しているのです。

 芭蕉様の生誕三百年を記念して、昭和十七年に建てられたとこことですが、ちょうど太平洋戦争の最中。

 まだ、この頃は日本にも余裕があったのですね。

 そして、この堂内に鎮座されているのが等身大の芭蕉様です。


 伊賀上野城の周囲を巡ってみました。

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 日本一とも言われる石垣です。 30メートルの高さがあるそうです。 エジプトのピラミッドなんかもそうですが、重機のない時代にこのようなものを出来たなと言うか、それ以前に、

                    よく、造ろうと思ったな・・・

というのが率直な感想です。

 さて、そうこうしているうちに、集合時間がやってきましたので上野市駅まで戻って、例の如く地図をいただきます。

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 今回は、寺町とは別の筋から入っていきます。そして、途中からはいつものルートになります。

 途中、八幡神社で小休憩。

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 ここから目的地の大田酒造さんまでは、 3km ほど。 最近、歩き慣れてきたせいか、距離も短く感じるようになりました。

 途中、 伊賀盆地の雄大さを感じる場所も・・・

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 もう、種まきの季節ですね。 遠くで野焼きが。

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 何気ない人の営みに癒やされます。 お年?

 そうこうしているうちに、大田酒造さんに到着。

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 今日は蔵開きの日でもあるので、酒蔵軍団だけではなく、地元の方達もお見えで、すでに賑わっていました。

 まずは、抽選。 Takaは5等賞で半蔵のストラップ。 Elliは6等賞。 6等賞は最下位ですが、それでも酒粕のプレゼント。 太っ腹です。

20140223_otasyuzo_10 そしていつものように、甘酒を頂いて、目指すは試飲。

 一通りのお酒を試させて頂いた後、気になったのは有料試飲です。

 大吟醸の雫酒です。

 ドイツからやってきた蔵人のロベルトさんにサーブしていただきます。

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 これまた、毎年お気に入りのカタクチイワシとでまずは一息。

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 いろいろと食べて飲んで、お腹もいっぱいになって、お土産のお酒(今日は、近所のお酒好きの方が近々引っ越されてしまうので、餞別のお酒も買いました)を買って帰途につきます。

 いつのまにか、好いお天気に。

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 沈下橋・・・ この風景が好きなのです。

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 猪田道駅から再び上野市に戻ります。

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 上野市に着いて、松尾芭蕉生家を尋ねてみました。

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 何故、松尾芭蕉にそこまでご執心なのか?

 実は、昨年、蓑虫庵に寄って、投句したら、なんと、Taka の俳句が入選。 俳句を掲載した冊子と商品なるものを送って頂きました。 そうなのです。 図らずも Taka は芭蕉先生の弟子となったのです。(てな、わけはありませんが)

 まぁ、大田酒造さんで、しこたまお酒を飲んで、足が千鳥ってしまうくらい、酔っ払って書いた句なので、俳句と言うよりも酔句って感じだったのですが・・・ 

 この後は、広小路に出て、菅原神社にお参りして、例年の如く紅梅屋さんで “梅が餅“ を買って帰りました。

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 本日のルートです。

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 実は、帰りのJR。。。 なんと一両編成(すでに編成とは言えないような・・・) 結構、伊賀上野駅から乗るお客さんも多くて、朝の通勤列車を超える混み具合でした。 

 正直・・・ 歩くより、こっちが疲れました。

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2014年2月22日 (土)

Yuki Kajiura Live vol.#11/elemental Tour 2014 in Osaka

  今日は、梶浦由記さん率いる音楽ユニット、FictionJunctionのライブ。我々にとっては2回目の梶浦ライブです。

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 『世界里山紀行』『歴史秘話ヒストリア』などの音楽(4月からは朝ドラ『花子とアン』も)を手がけける梶浦さんの音楽は、幻想的な調べに乗せて、女声4声が詩的な歌詞を歌い上げます。ライブとはいえ、じっくり耳を傾けたくなる曲ばかりで、ほぼコンサートといってよい感じです。

20140222_kajiura_02 2年前、初めて聴きに行った時はライブハウスで立ち見のため、椅子に座って落ち着いて聴いている人たちが羨ましい限りでしたが、今回はNHKホールで全席指定。

 席は一階の最後列の右端 が、隅っこの特権で椅子と壁との間に荷物をゆったり置けたりして、意外と便利。ステージは遠いものの全体はよく見えるし、音はマイクを通すため、よく響いてきます。

 午後6時、ステージにバラのアーチを冠した階段が浮かび上がり、歌い手さん、演奏者の方々が登場して、いよいよ開演 

 歌い手は、ソプラノが貝田ゆり子さん、若菜さん、アルトが啓子さん、そして、高音域から中低音までカバーするかおりさん。4人とも2年前に聴いたときよりも、さらに声のコントロールが安定、表情もぐっと豊か。音楽的に素晴らしいです 

 キーボードは、梶浦さん本人。こちらに来る前、ご本人のツイッターをチェックすると、ソチ五輪フィギュアスケート中継のつぶやきが並んでおり、Elliはその一つ一つに大共感状態 音楽以外のところで(いえ、きっと繋がってるのですが)、何だかとても親しみを持って、そのお姿を眺めてしまいます

 曲目は、最近発売のアルバム"elemental"と"歴史秘話ヒストリア"サントラ第3弾の曲を織り交ぜて、アップテンポでパワフルな歌と、美しい旋律の叙情的な歌が、ほどよいバランスで繰り出さます。特に嬉しかったのは、ヒストリアのオープニングが生で聴けたこと。Takaが梶浦音楽にはまったきっかけの曲d。前回のライブで、Elliのお気に入り『世界里山紀行』が聴けたのに続いて、思い入れのある曲が聴けたのは幸運です その絶品のハーモニーは、生で聴くとさらに感動的でした。

 そして、そこからCredens Justitiamへのメドレーは、圧巻の高揚。これでクライマックスと思いきや、まだまだ中盤。梶浦さんからの曲紹介と楽しいトークも織り交ぜながら、音と声に彩られた時間が、休憩なしで、どんどん流れていきます。

 梶浦さんは、お話もとても素敵。少し低めの暖かみのある声で、落ち着いたテンポで、会場の我々に語りかけるように話されます。アンコールの前のお話は、とても心に残りました。その言葉通りにお伝えするlことは出来ませんが、かいつまんでお伝えすると、「何かきっかけがあって、この会場に来て下さったあなた。その一人一人に、その音楽との出会いの物語がある。だから、皆さんではなく、あなたと呼びたい。そのあなた一人一人が、いっしょにこの時間を作って下さっています。ありがとう。」 梶浦さんの温かな人柄が、滲み出ています。

 アンコールは、会場の我々も参加出来るライブの定番曲、zodiacal sign。そして、"sweet song"。英語の歌詞と和訳が、舞台の背面に映し出されます。大切な人との過ぎ去った時間をしっとりと回想する歌詞を、、優しく爽やかな旋律で歌い上げた曲。梶浦さんがたった今語られた想いが、そのまま込もったような詩。胸がいっぱいになって、歌声と音楽に満ちた一時が幕を閉じました。

  会場を出ると、9時。6時半から始まって、休憩なしぶっ通しの2時間半 空いているお店も少なく、辺りをさまよっていると、Regal(リガール)というバルの看板が目にとまりました。入ってみると、ベルギービールのお店。本場の味に、酒探訪命のTaka、思わぬ大満足。料理も好い味で、Elliが頼んだイチゴと白ワインのカクテルも美味しく、心地よい締めくくりとなりました。

 私たちの定番となりつつある梶浦ライブ、次は1年後、2年後? どんな曲に出会えるのか、楽しみです

2014年2月16日 (日)

氷の花咲く三峰山 霧氷ファンタジー in 2014

 2月の始めはいろいろとありましたが、漸く落ち着きを取り戻してきました。

 Elii も元気になってきましたので気晴らしに三峰山に霧氷登山に出掛けることにしました。

 丁度、先週の2月11日、酒蔵ウォークで下界からですが神々しいばかりのお山(コチラです)を見たかぎりでは今年の霧氷は期待が出来そうです。

 ただ、所詮は自然の産物。 どんなに冷え込んでも出来ないときは出来ないそうです。 これまで色々と調べてきたところでは、次のような条件が揃えば見える確率が高くなるそうです。

  • 夜中に氷点下以下に冷え込む (これ、必須条件)
  • 前日から朝にかけて霧が出る (この霧が原料らしいです)
  • 風が吹く (綺麗な霧氷ができるには必要みたいです)
  • 必要以上に気温があがらなない (解けちゃうもんね)
  • 朝っぱらから強い日差しにさらされない (繊細なのでこれも解けちゃう原因みたいです)

 お山を見れば、霧氷が着いているかどうか分かる(御杖村の観光情報では、親切なレポートをして下さっています)のですが、流石に、見ずして知ることは難しく、天気予報で、その日の気温などを頼りに推察する他ありません。

 また、以前、最初に霧氷登山した時(このときは、ハズレでした)に達人(のような方)から教えて頂いた判定方法では、登山口にいたる道路が白くなっている(霜などで?)と確度が高いそうです。 確かに、2011年、 2012年 と見えたときは、途中の道路が真っ白でした。

 前置きが長くなりましたが、ドキドキ感をもって出発しました。

 途中の道路状況ですが、真っ白というか大雪でした。 スタッドレスタイヤを履いているものの、お尻フリフリの手に汗握るスリリングなドライブでした。

 這々の体で登山口の駐車場に到着です。


                 し、し、しっかーーーーしです。

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 トイレが近い駐車場(第2駐車場)に車を停めようとしたら、駐車場が雪に埋もれて進入することが出来ませんでした。

 仕方ないので、Uターンして一番、下の第4駐車場に戻りました。 が、ここは、既に満杯気味。 何とかちょっとしたスペースに突っ込み事なきを得ました。

 登山前から、へたり気味の Taka です。

 それでも気を取り直し出発です。

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 先人達が踏み固めた雪道をトレッキングしていきます。 今日は、登尾ルートで登って、新道ルートで降りてくる計画です。(最近は、このコースで定着)

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 行く手の山の頂上には霧氷らしきものが・・・ ちょっぴり期待。

20140216_miuneyama_04 途中、休憩小屋があります。

 屋根を見ると、うずたかく新雪が積もっています。

 ここでこんな景色を見るのは初めてです。 恐るべし、南岸低気圧。

 この小屋を後にすると、結構、急勾配の階段がありますが、この階段も雪に埋もれて、急な雪坂となっていました。

 急坂を登り切ると・・・

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 気持ちの良い景色。

 更に登っていくと・・・

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 木々の切れ間から、倶留尊山が見えてきました。

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 こちらも霧氷がついているのでしょうか。

 しかし、我々が歩いている所はなかなか霧氷がみれませんでした。 標高910m になって、ようやく初霧氷が!!

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 倶留尊山も段々と大きく見えるようになってきました。

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 曽爾高原も雪原になっているのが分かります。

 そして高度を上げるにつれて、霧氷の着きっぷりも良くなってきました。

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 そして、自然林の林に抜けました。 雪が深い上に、アイゼンを装着していて一歩一歩の足取りも重く Taka は、かなりへばり気味。

 それでも、空を見上げると・・・

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                        感涙・・・

 霧氷のサイズもますます大きくなっていきます。

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 過酷な環境の中でも、春を待つ植物の姿に励まされて、、、、

                      頂上です 
 


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 なんとかたどり着くことができました。 これまの三峰登山で最もきつかったです。

 頂上は風が強く、長居の出来る場所ではなかったため、早々に退散。 八丁平に向かいます。

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 林の中に入ると、風もピタッとおさまり、穏やかな霧氷が楽しめます。

 そして、林を抜けると待ちに待った八丁平が眼前に現れます。

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 ここで休憩してお昼ご飯です。 ほっ

 それでは、しばし八丁平の素晴らしい景色をご覧下さい。

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 八丁平での気温は・・・

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 思ったより高めでした。

 風さえ吹かなければ、手袋なしでもそんなに辛くありません。

 なかなか去りがたい気持ちを抑えて下山に入ります。 一歩、林の中に踏み込むと・・・

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 ファンタジーの世界です

 それでは、新道ルートで見ることが出来た素晴らしい霧氷をご覧下さい。

20140216_miuneyama_27                    まるでクリスタルガラスのよう・・・

20140216_miuneyama_28                      踏み跡をたよりにして・・・

20140216_miuneyama_29                    天を仰げば氷のオブジェ・・・        

20140216_miuneyama_30                         風の芸術

20140216_miuneyama_31                       氷でできた線香花火

20140216_miuneyama_32                     まるで北海道の雪原のよう

 高度も下がってくると流石に、霧氷はなくなりますが、今まで歩いてきた山を見ると・・・

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 真っ白でした。

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 新道ルートは最後は、車道になりますが、そこは雪原です。

 一部、誰も踏んでくれていない道をラッセルしながら進みました。

 そして、漸く麓の旅行村に帰ってきました。 

 朝の9時に登り始めて、到着したのは、なんと、夕方の 4時30分でした。

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20140216_miuneyama_36 もう、霧氷号バスも最終便が出てしまって、いつもは賑わっている休憩所のお店も店じまいモードでした。。。

 猪焼き肉があったのですが、それもおしまいみたいでした。

 恨めしそうな顔でみていると、優しい店の方が、「食べる?」とおっしゃって下さり、焼いて下さいました。


 係の方とお話しすると、新道ルートを通って降りてきたというと、「それは大変だったでしょう。」とおっしゃいました。 霧氷号バスで来られた方には、時間が掛かりすぎて、バスに乗り遅れる可能性があるため新道ルートを通らないようにお願いしていたそうです。 どうりで、あまり人と出くわさなかったわけです。

 本日のトレッキングマップです。

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 旅行村を出た後は、いつものように姫石の湯で温泉に浸かって疲れを癒やして帰りました。

 二年ぶりの三峰山の霧氷。 本当に素敵な一日でした。

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2014年2月15日 (土)

招徳酒造さんへ酒蔵見学

 雪ですねぇ。

 朝から周りは銀世界です。 今日は、以前から予約していた招徳酒造さんの蔵見学

 この季節・・・ 蔵のもろみタンクからほのかに香るお酒の香りがたまらないのです。

 招徳酒造さん。 昨年の7月20日(コチラを見てね)にお酒の会に参加させていただき、杜氏さんの人柄にも触れ、実際に造りの場を見たいなと思っていました。

 家の周りが凄い雪だったので伏見はさぞかし・・・ と思っていたところ、

                       ん?

 

 ほとんど雪はありません。

 勇んで長靴を履いてきた Elli など、 かっこわる~ って感じです。


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 蔵の案内は社長の木村さん自らが行って下さいました。

 お話好きで、とても気さくな社長さんでした。

 招徳酒造さんは、天保の頃に、京都四条で酒造りを始められ、大正時代に伏見に移ってこられたとのことです。

 昔は蔵の周りは田んぼだらけで、牛がお酒を入れた樽を運んでいたとのこと。

 社長さんが中学生くらいのころには蔵の前を市電(伏見港と京都を結んでいたそうです)が走っていて、冬ともなれば、米を蒸す湯気が伏見の町を覆っていたそうです。

 水が良くて、全ての工程を地下水だけでまかなえるそうです。


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 蔵の中に入っていくと、杜氏の大塚さんが布を洗ってらっしゃいました。

 やはりお酒の造りの責任者だからでしょう。 昨年の7月にお会いしたときとは全く違った雰囲気でした。

 もう、お酒造りも終盤にさしかかっているとのことで、今月末には仕込みも終わるらしいです。

 最後の仕込みが終わると甑倒しと言って、蔵の皆さんで宴会が行われるそうです。

 一種の打ち上げだそうですが、普通の会社とは違って、その後も一ヶ月は仕込んだ酒の面倒を見ていく必要があり気が抜けないとのこと。

 もろみタンクの中も見せていただきました。

 今は、密閉式タンクを使ってらっしゃいますが、昔は開放式タンクで、転落事故もあったそうです。

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 これで、仕込み10日くらいだそうです。

 最後に、利き酒をさせていただき見学は終わりました。 お土産にお燗にあうお酒を買って帰りました。

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2014年2月11日 (火)

酒蔵みてある記 吉野の里を巡り美吉野醸造 in 2014

 実は、先週末より、いろいろと大変なことがあり、 Elli、Taka 共々、Elliの実家のある徳島に帰っていました。

 Elli はそのまま残りましたが、Takaは10日に一人帰ってきています。

 一人でお家にいても仕方がないので、今日も行きます酒蔵へ。

 今日は、花巴というブランド名のお酒を醸されている美吉野醸造さんです。 酒蔵みてある記歴も3年目になりますが初めて訪れる蔵です。 ワクワク

 今回の出発地は吉野線の六田という駅。 「むだ」と呼びます。 車掌さんの到着を知らせるアナウンスが少し虚しい響きなり。

 
 1月12日に喜多酒造さんを訪れた際も吉野線の飛鳥駅が集合場所だったのですが、普通電車は1時間に2本しかなく、当然、軍団が集中的に押し寄せてきますので車内がとんでもないラッシュ状態でした。 「今回も同じ事態になるのでは?」 と恐れをなした Taka。

 贅沢を顧みず特急電車を使わせて頂きました。 座席指定で楽ちんなんでしゅ。 しかも、西大寺から橿原神宮前までと橿原神宮前から六田まで豪華特急リレーです。

20140211_miyoshino_01            最初はこれです。 憧れの2階車両に乗れて一人はしゃぎまくり。

20140211_miyoshino_02         バトンを受け取りリレーするのは“さくらライナー”(右のやつね) ラッキーでした

 お財布は軽くなりましたが、心は満たされました。

20140211_miyoshino_03 「見よ、これが王様参加じゃ」と、いきようようと電車から降りてホームに降り立つと・・・

 なんか、リュックを背負った方達がワサワサと降り立ってきます。

 王様はいっぱい、いらっしゃいました。

 みんな考えることは同じのようですね。

 六田駅は、改札を出るとすぐに国道169号線(伊勢街道)に面していて、とてもではありませんが、軍団を収納するスペースはありませんので、集合場所は少し離れたヤクルトの販売店さんの前でした。

 今回のために場所の提供をお願いされたとのことです。 集合場所に到着したのは10時20分頃ですが、既に、集合場所のキャパを超えており、今回もフライング出発(本来は、10時30分出発)で進軍は始まっていました。

 地図を頂くと・・・ 

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 おおっ。 大淀古道なる文字が見えます。 そうよこれよこれ。 こういう道が楽しいのです。

 少し、進むと、昔の軽便鉄道の駅跡がありました。 今は、待避線か何かに使われているようでした。

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 もう少し行くと。 「柳の私」 あっ、もとい、「柳の渡し」です。 先ほどのは願望でした。。。

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 看板に書かれていたことをパクらせて頂きますと、 美吉野橋がかかるまで、「桜の渡し」・「椿の渡し」・「檜の渡し」とともに4カ所の渡しが開かれてたいそう賑わったそうです。

 ちなみに、これが美吉野橋です。

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 美吉野橋を少し越えた比曽口というところを山手側に入っていきます。

20140211_miyoshino_08          軍団の頭上を近鉄電車が通り過ぎていく麗しきクロスオーバーポイント
                


 そうこうして歩く内に、比曽寺跡(世尊寺)に到着です。

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 むむっ? なんやら不穏なおまじないが・・・

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               葷酒山門を入るを許さず

 まぁ、軍団は目的は酒地ですが、現時点ではまだ飲んでいませんからね。

 少なくとも Takaはしらふですよ、しらふ。 多分、しらふ。

 ということで、入らせていただきました。

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 このお寺は、かつて聖徳太子が建立(比曽寺)したと伝えられています。 当時は大伽藍があったそうです。 現在は、曹洞宗の寺院だそうです。

 境内には不老長寿の桜という聖徳太子が植えられた桜がありました。

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 「聖徳太子が植えた割には小さくない?」 と思われるかもしれませんが、150年前に台風で倒れたのですが再び蘇ったそうなのです。 これが不老長寿の桜の由来だそうです。長寿については適当なところで切っていただいて結構ですが、 「不老」 にはあやかりたいものです。

 再び、歩みを進めます。 と。 おおっ こんな景色が・・・

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 富士山???

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 いえ、関西のマッターホルンと呼ばれているらしいです。  高見山 です。

 今日、登られた方は、素晴らしい霧氷ファンタジーを見ることが出来たでしょうね。


 それに連なる山々も・・・


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 心洗われる風景でした。

 しばし、美しい景色の余韻に浸って、ふたたび Walking !!

 大淀古道なる道に踏み入ります。

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 気持ちの良い林道です。 気のせいか、杉の木さん達が 花粉放出のアップを始めてらっしゃるのが気がかりですが・・・

 お昼休みポイントに到着です。

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 既に先発軍団がご飯をたべています。 Takaもご飯を食べて、再度酒発、いえ、出発でした。

 まずは、安産の滝です。

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 昔、身籠もられた女性は、ここで水を浴びて安産を願われたそうです。 でもそれって、かえって ヤバくね? って感じです。

 我が酒蔵軍団が吉野の里を闊歩します。

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 再び、吉野川に戻ってきました。 椿橋を渡って対岸へ。

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 清流です。 そして、上流を見ると・・・

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 霧氷の高見山が美しく拝めます。

 吉野川沿いに歩いて行くと、出発地点の六田駅が見えます。

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 ひたすら川沿いに歩くと、ようやく、美吉野醸造さんに到着です。

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 まずは、ガラガラ抽選。 最近では達観したのか、外れても悔しさを全く感じなくなりました。

 そして、疲れた身体を癒やしてくれる甘酒をいただきました。 とても美味しい甘酒でした。

 
 そして蔵の中を見学させていただきます。

20140211_miyoshino_26                        釜が見えます

20140211_miyoshino_27                   あぁ、愛しのお酒ちゃんたちが


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 お待ちかねの試飲。 

 純米吟醸と、しぼりたて生原酒をいただきます。 滋味溢れる味。 歩いて良かったと思える瞬間です。

 甘酒も、どれも美味しかったので、販売していた全てのお酒を買ってしまいました。(けれども・・・お、重い さらに、お財布は・・・軽い

 いろいろとお話を伺うと、今度、見学に来て下さいと言っていただきました。

 是非、万難を排してお伺いさせていただきたいと思います。


 蔵を出て、今度は、美吉野橋を渡って帰って行きます。 ここでも、霧氷の高見山が綺麗に。。。

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本来でしたら、ここから六田駅に戻るところですが、あまりの気持ちの良さに惹かれて、高見山の方向にふらふらと・・・

 吉野大橋に来てしまいました。

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 結局、このあと吉野神宮駅まで歩いて、電車(すっからピンになったので、普通電車)で帰りました。

 とっても気持ちの良い日でした。 Elli にはスマヌ。

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 今日のルートです。

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2014年2月 2日 (日)

繁昌亭でほっこり落語と東北わくわくマルシェ

 いま、大阪で東北ワクワクマルシェというイベントをやっています。 ずっと、気になっていたのですが、会期も終盤に突入しています。

 このままでは、例の如く、

                    終わっちゃったね。


となること請け合いですので、そうならない内に行ってきました。

 ただ、それだけで大阪まで出るのも大義なので、繁昌亭での落語もセットに。

20140202_hanjyotei_01 まず、何はともあれ天満宮様にお参り。 今年はあくまでも他力本願モード持続中。

 ちょうど境内で、“なにわ七幸まつり” が開かれていて、船場汁の振る舞いがありました。 ラッキー

 NHKの連続テレビ小説の舞台地ということで、「ごちそうさん」ブースもあり、 Elli はちゃっかり物品収集。

 展示橋筋商店街にある「珈琲館 麗門」というオールドスタイルの喫茶店で、ホットケーキとお茶でお腹をふくらませて、いざ出陣。
 

 
 今日は久々の昼席公演です。

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 繁昌亭の昼席は、整理番号の若い方から入場資格を得るという、座席サバイバル方式で、しかも総座席数は216席。 我々のチケットに書いてある整理番号は 197番・198番。 つーことは、一階席はほぼ絶望的、二階席もかなり条件の悪い席も覚悟しなければなりません。  3日前に予約したのですが・・・ 休日の昼席は厳しいです。

 ただ、若い整理番号を持っている方が、その番号を呼ばれた時に、必ず入場するわけでもないので、早く行っておけば、それなりの座席に座れるチャンスも。

 とにかく、190番台が呼ばれた時には必ず入場できるように開場時刻にはスタンバイ。

 また、入場したら、不毛の地と化しているかもしれない一階席は見向きもせずに、まだ肥沃な大地が残っていると思われる二階席に直行しました。

 流石に真ん中は無理でしたが、左側最前列を確保することができました。 初めての二階席。 いつもは一階席から見上げていた、提灯が、

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                       眼前に

 思わず立体視モードに入ってしまいました。

 でも、舞台は意外と見やすいのでびっくり。 出演される方は総勢10名の超豪華版です。

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 初めて聴かせて頂く方ばかりでした。 しかも、題目も初めてばかり。  

    桂雀太さん       子ほめ 

    桂三ノ助さん      動物園

    桂文昇さん       ・・・記憶の彼方に

    寒空はだかさん    漫談 

    桂楽珍さん       狸賽(たぬさい)

    月亭文都さん      粗忽長屋

    露の吉次さん      ちりとてちん

    桂文喬さん       天狗裁き

    伏見龍水さん      独楽回しの曲芸

    笑福亭仁智さん    ハードラック

 たっぷりと笑わさせていただきました。 Elliなどは、少しシーンとした場面でフライングの笑いを披露するという不始末。

 

 このあと、西梅田まで歩いて到着したのが、お待ちかねの

                東北わくわくマルシェ

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 笑いすぎてお腹もすきまくり。 でも、ここで東北の美味しいものが頂けます。

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 福島の、アンコウ唐揚げ、 ウニ貝焼き、 カジキメンチカツ、 気仙沼の海鮮丼とまめぶ汁を、も・ち・ろ・ん 東北のお酒「会津中将」で。 おいしゅうございました

 しかし、6時くらいでしたが、結構、売り切れ品も続出、岩手ブースは既に完売で店じまいにはいっていました。

 久しぶりの文化的な一日(?) でした。

20140202_hanjyotei_07               もう、天満宮の梅がほころびかけ、春も近いですね

2014年2月 1日 (土)

酒蔵みてある記 天理から白川ダムを経て豊澤酒造 in 2014

 WBD生活を旨として、年明けから動き回っていますが、 効果は、 ・・・ 

 それでもめげずに今日も行きました。

 今回は、一昨年 1933名、 昨年 1470名と、空恐ろしいばかりの参加者を集める、豊澤酒造さんに天理からアプローチです。

 とにかく、一昨年は、蔵に入るまでに20分近く行列に並んだ辛い経験がトラウマとなっておりますので、できるだけ早く地図をいただき、先頭集団に食らいついていくことが肝要と、集合時間の40分前に天理駅に行きました。
                

                    やんぬるかな

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 何なのでしょう? この方々達は。 今、何時かご存じ?

 集合40分前ですよ。 時計、狂っていません?(って、そういうあんたは何者?)

 恐ろしいことです。 考えることは皆同じ。

         いざ、人に先んじよ

ということのようです。

 最初は、「受付は10時30分からでーーす。 お待ちくださーーい」と大声で叫んでおられた係員の方も、 どんどん増殖して、列をなす酒蔵軍団の勢いに気圧されてか、 10時15分には、あっさりと、「今から、受付デーーす」と。

 軍団、気迫の大勝利。  早々と来た者に福が授けられました。 と言うか、もぎ取ったというか・・・

 ということで、地図をいただき出発です。

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 実は、今日のコースの一部である、天理から白川ダムへと抜けるコースは、以前、 Elliがボランティアでやっていたウォーキングクラブ(みたいなもの)で引率した経験もあり、とても楽しいコースであることを吹き込まれていてワクワクでした。

 ふと駅の方を振り返ると・・・

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 いまだ酒蔵軍団の受付の列が延々と続いています。 大きなアドヴァンテージを得た我々、意気揚々と歩きます。

 まず、歩いて行くと、天理のシンボルとも言える天理教の本部が姿を現します。

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 立派な神殿に圧倒されます。
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 鳥居も一種独特の重厚感が。

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 天理教を越えた後は、 Elli様 ご自慢のハイキングルートに入っていくと思いきや、、、

 なかなか、車道(ちゃんと歩道はあります)から里道へ入っていきません。 Elli が怪訝な顔をして歩いています。 「なんで???」 みたいな。

 何でも、かつて来たときには、古墳やら、鄙びた田園やらあったらしいのですが、 そんなものには出会うこともなく、ひたすら車道沿いをウォーキング。

 結局、そのまま、白川ダムに到着です。 前回に続いての車道ウォークにちょっと半泣き。

 でも白川ダムは、湖面が澄んでいてとても綺麗な風景でした。

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 ここが、昼食指定場所ということで、土手に腰を下ろしてお弁当代わりのパンを食します。

 そうこうしている内にも、次から次へと酒蔵軍団が到着してきました。

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 そうなのです。 ここで悠長にお弁当を食べていては、せっかく保っていたアドヴァンテージがなくなります。

 で、まだパンをほおばっている Elli の尻をたたいて再出発。

 結局、なんとなく、大半を車道沿いに歩きながらゴールしました。

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 本日の参加者は1709名という大人数。 ですが、行列もなく、すんなり蔵に入ることができました。 

 恒例のガラガラ抽選は、 いつものことながら、あっけなっく撃沈。

 その後、酒造りの現場を見学させていただきます。

 面白かったのは、製麹室の前の、「危険物」と書かれたこの光景。

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 わずかな隙間から見えるのは、どう見ても麹ちゃんです。 きっと、Takaのような酔狂もんの危険人物が勝手に触らないように、あえて「危険物」と掲示しているのですね。

 見学をひとしきり終えると、お待ちかねの、甘酒振る舞いと試飲です。

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 既に、多くの方が楽しんでおられました。 我々も、甘酒をいただき、一通りのお酒を試飲させていただきました。

 最後に、気に入ったお酒(Takaはいつも、朱雀門、 Elli は純米梅酒)と酒粕を買って帰途につきました。

 蔵を出た時も、特に行列はありませんでした。 (一昨年前は長蛇の列があったのに)

 Elli の分析では、今日は、歩行距離が長かったため、人が適度に分散したのでは? ということでした。

 しかし、なんで、里道コースがあるのに車道コースだったのでしょうか。 もしかして、軍団が通ると一般のハイカーがビビってしまうからでしょうか。 まぁ、そんなことを色々と考えながら帰りましたとさ。


・・・ 本日のルート、スマホでログってみました。

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