吉野紅葉調査
家の近くの公園の桜の葉が綺麗に色づいてきました。
ということは、吉野は今頃、素晴らしいことになっているのでは?
ということで、インターネットで調べてみたのですが、今ひとつ情報が得られません。 紅葉サイトをみても基準はカエデの色づきが基準のようで、さくらもみじについては、ほぼ無視状態のご様子。「青葉」という文字だけが躍っています。
2009年11月15日に吉野に行ったとき(こちらを見てね)には、カエデの紅葉を狙って行ったのですが、桜の木々の紅葉も残っていていい感じだったのですが、もう落葉しているものが多く、これが最盛期だったら・・・ と思ったものでした。
ですから、さくらもみじの紅葉はカエデよりも少し前に見頃を迎える訳なのです。
ただ、前述のごとく、なんか、今ひとつ情報が入ってきません。
となれば、自ら調査に乗り出そうと言うことで、吉野に行って参りました。
吉野駅を出て、七曲がりの坂を登っていきます。
うーん。 何となく、色づきも今ひとつで、そうかと思えば、完全に落葉した木もあります。
対面の山を見ると。
来ていると言えば、そう言えるし、まだまだだとも思えるし・・・ なんか微妙な感じ。
しかし、花矢倉展望台まで来ると確信しました。
断じて、 まだっ です。 キッパリ
望み抱いていた景色とは違いました。 もうしばらくの熟成が必要のようです。こう考えると、吉野の桜の紅葉は少し遅いのでしょうか。
などと、思いを巡らせていると、 なんとなく Elli がぐったりとしてきています。
「どうしたの」と問いかけると・・・
返ってきた言葉が、なんと・・・
お腹空いた
そうです。 Elli 特有の 「ガス欠」 です。
実は、その兆候はあったのです。 でも、花矢倉あたりまで来れば、売店で何か買えると思っていたのです。 ですが、今日は売店はお休み。
とにかく、糖分補給をということで自動販売機に行って甘い飲み物を買おうとすると、自動販売機まで電源が落とされているという念の入りよう。
まさか、こんな時期に酔狂者が来るとは思ってらっしゃらないのですね。 ショボン…
このままでは、進むも帰るもならず、水分神社に行けば何かあるかもしれないと、最後の望みをかけて、最後の燃料を振り絞って進みました。 なんとか自動販売機が稼働していて、ジュースをゲットすることができて命をつなぐことができたようです。
まぁ、いずれにしても、注入したエネルギーはそんなに多くは無いため、動けるうちに下山してご飯を食べなければなりません。
ですが、水分神社のパワーを注入したというのであればともかく、水分神社近くの自販機でエネルギーを注入しただけというのでは、あまりに淋しいので、水分神社だけは参拝しました。 ひっそりとした社殿もいいものです
なんと仁王様も休業中のようです
下山途中。 もう一度、蔵王堂の方を見ると。
さくらもみじは、まだまだだと再度、確信しました。
それでも望みが捨てきれず、吉水神社からの一目千本の眺め・・・
・・・ 出直すことにしました。
まぁ、今回は調査が目的でしたので(かなり負け惜しみ) これで成果はありました。
そうそう、Elli へのエネルギー注入は、「やっこ」さんで胡麻めんセットを頂きました。 初めて食べましたが、とても美味しかったです。
近鉄電車。 やはり、シーーーーーーン としていました。 酔狂者二人が寂しく帰ります。 途中、きれいに咲いていたシュウカイドウ
« 広上淳一さんの京響に感動 | トップページ | ススキの岩涌山 »
奇しくも2008年の同じ日付から翌日にかけて
吉野の桜紅葉を見に行きました。
紅葉も人出も、こんな感じでした~(T T)
自宅近くの中学校の桜の方が
よほどきれいでした。
谷崎潤一郎の『吉野葛』に憧れて
出かけてみたのですが…
読み返してみると
熟し柿のほうが
やたら熱を込めて描写されていました(^^;)
吉野の人に尋ねても
これ以上色づくかどうか何とも言えないとのこと。
結局、収穫は
藤村ゆかりの宿と干菓子のほうでした。
投稿: snowdrop | 2013年12月14日 (土) 14時45分
返信、年明けになってしまってすいません




秋の吉野山探勝、Snowdropさんも年は違えど、奇しくも一日違いで行かれてたとは
桜紅葉、こちらが綺麗だからといって、吉野のもそうとは限らないんですね。
タイミング本当に難しいです
私たちは、今回と前回の状態を比べて、楓の紅葉情報が「色付き」の時に行ってみようか、ということになりました。
今年か、来年か分かりませんが、また性懲りも無く探勝します
その時は、またどうだったかお伝えせてもらいますね
投稿: Elli | 2014年1月 2日 (木) 13時08分