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2013年7月 6日 (土)

落語アウトレットとクラーク・コレクション

 酒と笑いに満ちた春鹿寄席から1週間、またまた落語に行ってきました。

 題して、「落語アウトレット」

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 先の春鹿寄席で演者の笑福亭純瓶さんが盛んに宣伝しておられ、それもそのはず、7月の春鹿寄席の噺家さん3名全員が、こちらも出演されるというのです。

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 一週間を置かずして、同じ噺家さんの高座から、どんな噺が聴けるのか 繁昌亭の朝席ということで席料も1500円と、まさになけなしのアウトレット価格。お得さと好奇心につられて、早くも猛暑の予感漂う大阪のど真ん中まで繰り出しました。

 お題は、桂福丸さん「餅屋問答」。餅屋の主が、ぶらぶらといい加減に暮らしている若者を、無住職になったお寺の「にわか住職」に付けますが、そこに旅の雲水が現れて、禅問答を仕掛けてきます。困り果てたにわか住職は、その場に居合わせた餅屋に・・・
福丸さんの知性ある落ち着いた語り口は、僧侶や医者、店主と言った役柄によく合い、引き締まります。安定した笑いをもたらしてくれます。

 林家そめすけさん「青菜」。我々が聴きに行く寄席で、出現率がとても高い「青菜」。大筋は同じでも、細かく笑いを取る小ネタが、噺家さんの持ち味に合わせてアレンジされます。元々、漫才師をされていたそうで、軽妙な早口で、賑やかに笑わせてくれます。ちょっとモダンな青菜でした。

 桂三歩さん「熱愛家族」。三歩さんといえば、何と言っても文枝師匠作の創作落語。休みの日に、お父さんが自分の家族は何をしているのか尋ねると、皆それぞれに芸能人のおっかけ。呆れ返るお父さん、かくいうご本人も・・・ やはり三歩さんのほのぼの飄々とした語りは、ちょっと人をくったような現代物の創作には抜群です。今日もたっぷり笑わせていただきました。

 笑福亭純瓶さん 「代書屋」。4月の春鹿寄席と同じネタ。でも、何回聞いても面白い~。昔懐かしい街とそこに生きる人の姿が、面白おかしく蘇ってくるような噺。安定の語り口で、安心して笑いの世界に誘われます。

  落語アウトレット、1500円で心ゆくまで笑えて、本当にお得でした

 繁昌亭の後は、天神橋商店街「ゆかり」のお好み焼き。

 昼食後は、一路、神戸(の手前?)へ。雰囲気をがらりと変えて、兵庫県立美術館「奇跡のクラーク・コレクション ルノワールとフランス絵画の傑作」を鑑賞

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 ここ数年はオランダやイタリアの近世までの絵画や、日本美術を見ることが多く、印象派は久しぶり。ドガやルノわワールの人物画が充実しています。特に今回のルノワールは、「劇場の桟敷席(音楽会)」「うちわを持つ少女」など、華やかな気品と存在感のあるものが多く、収集したクラーク夫妻の鑑賞眼が伺えます

 今回の展覧会、兵庫県立美術館を設計した安藤忠雄氏が、ボストンのクラーク美術館の改修を手掛けるという縁で、実現したそうです。安藤さんの建築は、デザインは面白いのですが、デザインとコンセプト重視のあまり、動線が・・・(以下略)私たちが気にするところのものではありませんが、本当にそれでいいのでしょうか

夕方は雑用のため再び大阪に戻り、京野菜の接方来で夕食。Takaの誕生日を少し早めに祝って、盛りだくさんな1日の締めとなったのでした。

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