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2013年7月28日 (日)

伊吹山散策と醒ヶ井養鱒場

20130728_ibukiyama_01_2 夏のこの時期になると気になる伊吹山のお花畑

 今年は、7月の最終日曜日に訪れてみました。いつもより1週間ほど早い時期です。

 猛暑続きのこの頃、今日も高温の予感 でも、朝6時過ぎの9合目駐車場(標高1,266m)は、さすがに20度前半で、爽やか

 西遊歩道を山頂に向かって歩いてみます。

 やはり少し早かったのか、8月に訪れた時よりも、花は少なめ。その分、人も少なく静かな山道でみずみずしい花々が迎えてくれます。

 


20130728_ibukiyama_02                        オオバギボウシ

20130728_ibukiyama_03                          クサフジ

20130728_ibukiyama_04                         ヤマアジサイ

20130728_ibukiyama_05                        ヤマアジサイ

20130728_ibukiyama_06                       ヤマホタルブクロ

20130728_ibukiyama_07                         キンバイソウ


20130728_ibukiyama_08                         シシウド

20130728_ibukiyama_09                    シモツケソウ(ちょっと早い?)


 伊吹山には岐阜側から通じるドライブウェーだけでなく、滋賀側から登山道が付いています。一合目から歩かねばなりませんが、3合目から山頂まで高山植物の花籠。ぜひ一度は・・・と思うものの、途中から草原状で遮るものがないため、暑さに弱いTakaなどはどうしても二の足を踏んでしまいます。

 それゆえ、どんな登山道なのか余計に気になります。今日は、いったん山頂に出てから、こちらの登山道を途中まで降りてみました

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 頂上へ続く斜面が、緑の壁のように迫り、なかなかの迫力。道端には、頂上付近でも咲いている花々がずっと続いています。下から登ってくると、大きな励みになりそう。

  頂上に登り返して、花々の揺れる草原を眺めながら朝食後、しばしお昼寝。 いつものように、東遊歩道を歩いて、9合目駐車場に戻りました。

20130728_ibukiyama_12                  時間が経つごとに開く花が増えてくるよう

20130728_ibukiyama_13                      イブキジャコウソウ

20130728_ibukiyama_14                        イブキトラノオ

20130728_ibukiyama_15                        ウツボグサ

20130728_ibukiyama_16                        ノリウツギ


 時刻は11時前。ちょうどお昼時だし、昨年、醒ヶ井宿に行った時から気になっていた醒井養鱒場に行ってみました。

 霊仙山の湧き水を利用した、明治11(1878)年設立の日本最古の養鱒場。敷地内には採卵場から孵化場、稚魚池などがあり、その後はニジマスの成長に合わせて、飼育池、養殖池、場内を流れる清流などに放流されています。イワナやチョウザメ、伝説の魚イトウまでいます。

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20130728_ibukiyama_18 晴天の7月末の正午。

 猛暑のはずが、一面の緑陰と清水のおかげで、場内は涼しさを保っています 場内の「美マス」という料理店で、昼食。

 池の畔の座敷で、ニジマスの泳ぐ姿を眺めながら、鱒の洗いや塩焼き、フライなどを頂きます。シンプルな料理が、ニジマスのおいしさを引き立てます。自然の力で、クーラーがなくても快適。ああ、真夏でも毎日こんな風に過ごしてみたいです。

 美味しいお料理の後は、温泉。天然温泉と整った施設が素晴らしいあねがわ温泉で、汗と疲れを流し、帰路についたのでした

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2013年7月20日 (土)

金戒光明寺と「八重の桜」展

 大河ドラマ「八重の桜」を見ていて、どうしても行ってみたくなった京都くろ谷の金戒光明寺。

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 年に数回ある特別公開のなかでも、空いてそうな7月初夏の分に行ってみることにしました。ちょうど京都文化博物館で「八重の桜展」も開催中。暑い午後はそちらに当て、午前中の涼しいうちに、お寺を拝観します。

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 幕末、京都守護職を預かった会津藩が本陣を置いた金戒光明寺。東山にほど近い紫雲山の高台に位置し、境内からは御所から本願寺まで洛中の要所が一望できます。

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  この地勢こそ、会津本陣が置かれた理由なのですね。

 方丈の北に広がる、枯山水の紫雲の庭。

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 白い玉砂利の波間に浮かぶ苔の島に、桔梗が涼しげに揺れています。

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 通路を巡って、池を見下ろす「ご縁の庭」(作庭の様子、NHK「仕事発見伝」でやってました)に出ると、背後の森から涼しい風が吹いてきます。

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 去り難い心地よさ。 紅葉の頃も、さぞかし見事なのでしょう。(人混みも・・・)

 境内にある会津藩の墓所をお参りして寺を後にしました。

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 岡崎の「グリル小宝」で、昔懐かしいオムライスで昼食。時間に余裕があるので、琵琶湖疎水記念館に寄ってみました。

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 東山や山科に来るたびに、その畔を心地よく散策させてもらっている琵琶湖疏水。こちらの展示で初めて、大変な難工事だったと知りました

 工事の指揮を取ったのは、工部大学校を出たばかりの、田辺朔郎という青年技師。新しい時代を象徴するかのような大抜擢。重責を背負い、犠牲となった工夫の死を受け止めながらの、大工事完遂。穏やかな疎水の流れは、変革の渦の中から出でたものだったのですね。

 午後2時過ぎ、京都文化博物館の「八重の桜」展へ。

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 八重の生涯に沿って、前半は戊申役と会津、後半は同志社関連の史料が並びます。

 実質の展示テーマが「八重」、「会津」、「同志社」の3つになり、膨大な量。文書の一つ一つに、会津の家訓十五条から新島襄の手紙に到るまで、丁寧な現代語訳が付され、ついつい読み込んでしまいます。会場を出たのは、入館3時間後でした。

 中でも印象に残ったのは、「泣血氈」という朱い布。会津が降伏式の時に地面に敷いた緋毛氈を藩士達が切り取り、無念さを忘れないよう各々持ち続けたもの。色褪せた布地から、慟哭が伝わってくるようです。

 後半の展示では、同志社時代に入って、新島襄から八重への手紙。とにかく長い 伝導で訪れた岡山での様子や出来事、京都で留守を守る八重への気遣いや、帰京後の生活の相談事まで、事細やかに、小さな字でびっしり書かれています。その長さたるや、全長1mありそうな勢い 二人の間の深い、豊かな愛情が伺え、前半の会津戦争の厳しさとは対照的な、穏やかな幸福に満ちた暮らしが浮かんできます。

 壮大な展示を見終えて、別館のカフェ、阿蘭陀館でほっと一息 こちらの別館は、旧日銀京都支店で、重文指定を受けたシックな洋館。

 明治の雰囲気漂う重厚な丁度の中で、品のあるマスターが煎れて下さった、芳醇な珈琲を味わいます。なんだか、特別な一時。マスターも空間も味も素敵で、Takaも大いに惚れ込み、また寄りたいな~と思っていたら、なんと、この後間もなく7月末で閉店となってしまいました・・・心より惜しみます

 今日は、この後、第二の大イベントがあります。

                     「招徳酒造の会」

です。  御所近く、竹屋町の「神座」さんというお店で杜氏の大塚さん、蔵人の松村さんとお話ができる会です。

 手作りの献立表・・・ ご主人の心意気を感じます。

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 今日のお酒は・・・

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 女性杜氏らしい、かわいいお酒のレシピです。

 お酒造りの話しを伺いながら、美味しい料理と美味しいお酒でしめくくり。 満足な一日でした。

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2013年7月 6日 (土)

落語アウトレットとクラーク・コレクション

 酒と笑いに満ちた春鹿寄席から1週間、またまた落語に行ってきました。

 題して、「落語アウトレット」

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 先の春鹿寄席で演者の笑福亭純瓶さんが盛んに宣伝しておられ、それもそのはず、7月の春鹿寄席の噺家さん3名全員が、こちらも出演されるというのです。

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 一週間を置かずして、同じ噺家さんの高座から、どんな噺が聴けるのか 繁昌亭の朝席ということで席料も1500円と、まさになけなしのアウトレット価格。お得さと好奇心につられて、早くも猛暑の予感漂う大阪のど真ん中まで繰り出しました。

 お題は、桂福丸さん「餅屋問答」。餅屋の主が、ぶらぶらといい加減に暮らしている若者を、無住職になったお寺の「にわか住職」に付けますが、そこに旅の雲水が現れて、禅問答を仕掛けてきます。困り果てたにわか住職は、その場に居合わせた餅屋に・・・
福丸さんの知性ある落ち着いた語り口は、僧侶や医者、店主と言った役柄によく合い、引き締まります。安定した笑いをもたらしてくれます。

 林家そめすけさん「青菜」。我々が聴きに行く寄席で、出現率がとても高い「青菜」。大筋は同じでも、細かく笑いを取る小ネタが、噺家さんの持ち味に合わせてアレンジされます。元々、漫才師をされていたそうで、軽妙な早口で、賑やかに笑わせてくれます。ちょっとモダンな青菜でした。

 桂三歩さん「熱愛家族」。三歩さんといえば、何と言っても文枝師匠作の創作落語。休みの日に、お父さんが自分の家族は何をしているのか尋ねると、皆それぞれに芸能人のおっかけ。呆れ返るお父さん、かくいうご本人も・・・ やはり三歩さんのほのぼの飄々とした語りは、ちょっと人をくったような現代物の創作には抜群です。今日もたっぷり笑わせていただきました。

 笑福亭純瓶さん 「代書屋」。4月の春鹿寄席と同じネタ。でも、何回聞いても面白い~。昔懐かしい街とそこに生きる人の姿が、面白おかしく蘇ってくるような噺。安定の語り口で、安心して笑いの世界に誘われます。

  落語アウトレット、1500円で心ゆくまで笑えて、本当にお得でした

 繁昌亭の後は、天神橋商店街「ゆかり」のお好み焼き。

 昼食後は、一路、神戸(の手前?)へ。雰囲気をがらりと変えて、兵庫県立美術館「奇跡のクラーク・コレクション ルノワールとフランス絵画の傑作」を鑑賞

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 ここ数年はオランダやイタリアの近世までの絵画や、日本美術を見ることが多く、印象派は久しぶり。ドガやルノわワールの人物画が充実しています。特に今回のルノワールは、「劇場の桟敷席(音楽会)」「うちわを持つ少女」など、華やかな気品と存在感のあるものが多く、収集したクラーク夫妻の鑑賞眼が伺えます

 今回の展覧会、兵庫県立美術館を設計した安藤忠雄氏が、ボストンのクラーク美術館の改修を手掛けるという縁で、実現したそうです。安藤さんの建築は、デザインは面白いのですが、デザインとコンセプト重視のあまり、動線が・・・(以下略)私たちが気にするところのものではありませんが、本当にそれでいいのでしょうか

夕方は雑用のため再び大阪に戻り、京野菜の接方来で夕食。Takaの誕生日を少し早めに祝って、盛りだくさんな1日の締めとなったのでした。

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