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2013年6月29日 (土)

春鹿寄席 第三十一盃

 今日は春鹿寄席の日。

 暑い夏を、笑いで吹き飛ばしたいものです。

 Elliは、一足早く出て、この寄席を通じてお友達になったMさんと奈良散策に。

 何枚か写真を撮ったので、適当にコメントをつけておいてとのことなので、ご紹介させていただきます。

 まず、一枚目。

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 ふむふむ。 どうやらこれは、東大寺のようですな。 この建物の中に、大仏様が鎮座されとるわけですな。 しかし、半端ない暑さなのに、この人混みはなんなのでしょう。 Takaなぞは、この光景だけで熱中症にかかりそうです。

 お次はっと、

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 東大寺に併設されて建てられた、東大寺ミュージアムだそうです。 うーん。 こちらは、なんとなく涼しげで良いですね。(ただ、単に人が見当たらないだけとの説も)  しかし、奈良時代の頃から歴史のあるお寺の建物なのですから、“ミュージアム”はイケてないのでは・・・? いっそのこと、分かりやすく大仏博物館で良かったのでは? あぁ、これじゃ、大英博物館のフランスバージョンみたいでだめか・・・

それでは、最後。

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 鷺池の浮見堂ですな。 浮見堂が水面に反射してなかなか 涼しげで Good な写真だとは思いませんか。

 閑話休題

 本日の寄席は、 これです↓

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錚々たるメンバーが揃いました。

 まずは、いつもの通り、純瓶さんの奈良創作落語。 今日のお題は「振り米」。
 

 
 病に伏せっている人に、米を入れた竹筒を振って、音を聞かせると、病が治り元気になるという伝承を題材としたお話でした。 奈良の都で吉野より来た僧侶を、助けたお礼に、春日大社で祀られていたお米をいれた竹筒をもらった男。 3回だけという条件の下で「振り米」として使うことができるとのこと。 まさかとは思いながらも、死にかけの犬に試してみると、なんと、元気になったではありませんか。 この男、この力で一商売(&、お嫁さんGet)を企みます。 最後には、お城のお殿様に対して使おうとするのですが・・・

 次は、桂福丸さん。 我々は、春鹿寄席では2回目になります。 お題は、「転失気(てんしき)」です。

 寺の和尚さんが、医者に身体を診てもらって、薬を処方されるときに、「てんしきは、ありますか?」 と、問われるところから始まります。 和尚さん、「てんしき」 と言われてもよく分からないので、とりあえず、「ありません」と答えます。 医者は、それなら、そのことも加味して薬を調合すると言い残して帰ります。 和尚さん、後から不安になり、なんとか、「てんしき」とは何かを知りたくなり、小姓に、「てんしきとは何か?」と問います。小姓も知らないので、「知らない」と答えると、和尚さん、あろうことか、「昔、教えたであろう、このままでは、また忘れるであろうから自分で答えを探してこい」と言いつけます。 この後、小姓は、「てんしき」と言うのが「オナラ」のことであり、和尚さんも知らなかったということを知ります。そして、仕返しをするために一計を案じます・・・ あぁ、あ・・・ の世界が繰り広げられます。

 そして、お次は、桂三歩さん。 なぜか、演台に上がるだけで笑いの渦が・・・、お題は、桂文枝(旧 桂三枝)さんの創作落語「悲しみよありがとう」。

 恩師の先生が亡くなられたお通夜に集まった同窓生の会話が綴られます。 主役は、4つ上の姉さん女房をもつうだつの上がらない男。 通夜の席にもかかわらず・・・ の行動に。(いろいろと問題もありますので、詳細は控えさせて頂きます。 まぁ、人の不幸は密の味 を寺でいく話しでした) とにかく、三歩さんの語り口が完全にはまり役で。会場は抱腹絶倒の嵐でした。

 そして、最後は、再び純瓶さんの古典落語「犬の目」

 これまた、医者が出てきます。今度の医者は、目医者さんです。 目が見えづらくなった男が、知り合いの紹介で、少し胡散臭い目医者にかかります。 この目医者、患者の目の玉を取り出し、きれいに洗うことで再び、よく見えるようにするという荒技の医者。 男もこの処置を施してもらう訳ですが、なんと、医者の弟子が取り出された目を洗った後、干しておくと、なんと、その目を犬に食べられてしまうという大失態。 困り果てた医者、その犬の目を繰り出して、男の目に戻します。 はてさて、どうなることやら。

20130629_harushika_05 ということで、お腹が痛くなるくらい大笑いして、噺家さん達との酒宴に突入。 

 いつもながらの楽しい時間です。

 
 純瓶さんは、奈良にある生駒の聖天さん(宝山寺)によく参られるそうです。 奈良の地に愛着をもたれているのですね。 奈良創作落語、百話完遂まで、是非、頑張って下さい。


 今日は、取り置いて頂いたこのお酒を買って帰りました。

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2013年6月13日 (木)

ボストン美術館展とアベノハルカス

 本日、日本一の高層ビル、アベノハルカス、オープンの日。

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 正確にいうと、日本一の売り場面積を誇る近鉄百貨店の新装開店日。

 なのに、報道ときたら、東京スカイツリーの進捗は逐一報じていたというのに、大阪のアベノハルカスは無視しています。この首都圏偏重ぶりにムカッときたElli、普段はあまりこの手のイベントには無関心な方なのですが、今度ばかりはアベノハルカスオープンをお祝いすべく、阿倍野に出向くことにしました•••


 て、本当は、開期末が迫ったボストン美術館展を観に行こうと友人と連絡を取ったら、この日が都合よかっただけです

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 友人の方も私も阿部野は不案内。分かりやすい待ち合わせ場所をインターネットで調べると、「中央改札を出てすぐの所で、天井を舞っている飛天像」が分かりやすい、とあります。アベノハルカス開業もあり、混雑必至の駅で上さえ見上げればよいとは、不慣れな場所でも絶対に大丈夫そう

 万全の準備で、いざ当日。時間より早く天王寺に着き、改札を出て天井に飛天を探すと・・・ 見当たりません。

 困って駅員さんに尋ねると、「ああ、何年も前に撤去しましたよ。今は、ほら。」と指差す先をみると、改札口の端っこに、天井からぶら下がる何やら大きな布包み・・・飛天は、何と白い布でお姿を隠され、隅に追いやられていたのでした。「完全に撤去してないなら、今から布を取って、お姿を見せて下さいよ〜」と、今さら駅員に言っても仕方がないので、ひたすら改札を出てくる人に目を凝らし、無事に友人と合流。

 まずは昼ご飯をと、折角だしアベノハルカスの方に行ってみると、道路に入館待ちの行列・・・

 そそくさと退散して、JR側のMIOで、Brasserie Boo Jr.という店に入りました。メインがビーフストロガノフで重めかと思ったら、創作料理風の洒落た味付け。自然素材を生かした、ワインバーだからでしょうか。美味しかったです

 今日の主目的、大阪市立美術館は天王寺公園の中にあります。天王寺公園と言えば、一昔前までは、鬱蒼と木が茂り池の周りの道には、雑多な露天に、昼間からカラオケの音・・・と、大阪のコテコテそのもののような所でしたが、何年か前から美しく生まれ変わり、噴水にバラ園など、洗練された文化空間を演出しています。しかしよく見ると・・・

  花に彩られた張りぼての動物、向こうから覗く作り物の大阪城天守、さらに奥には通天閣。

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  ・・・ やはり、ディープな大阪でした

 終了直前のボストン美術館展。日本美術の傑作揃いとの評判が高いので、さぞや込んでいるかと思いきや、意外や意外、待ち時間なしで入館できます。

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 しかし、中に入ると・・・微妙にごった返しており、きちんと見たければ、ベルトコンベア状態でゆっくり流れていく最前列に身を置かねばなりません・・・他の美術館なら、入館待ち時間を設けて、中の人数を抑えるギリギリのラインかも 待たされてイライラするくらいなら、雑踏の活気(?)に身を置く、これも大阪流・・・

 美術展の内容は圧倒的で、通常の展覧会なら目玉になるような高水準の作品が、始めから終わりまで並んでいます。奈良時代の曼荼羅に始まって、平安、鎌倉の迫真の仏教美術、優美な御仏から凜と引き締まった菩薩・・・ 平治物語絵巻で観覧者の列がなかなか進まずヘトヘトになり、以降、その疲れをひきずったまま作品を見ることになってしまいましたが、続く室町期の山水図、安土桃山から江戸期にかけての狩野派、土佐派などの作品群も当たり前のように素晴らしく、傑作の持つ力に思わず目を見開いてしまいます。

 ポスターになっている曽我蕭白の、圧巻の雲龍図もさることながら、個人的に印象に残ったのは、江戸期の花鳥画で、細部まで緻密に、鮮やかな色彩で描かれたもの。中でも、狩野義信の「仙境・蕭史・弄玉図」は、中央の人物から背景の山水まで明細に、美しい色彩で描き込まれた繊細な細密画。伊藤若冲の「鸚鵡図」の、白銀に煌めく羽と、天平の御物のような朱色の止まり木の、鮮明でモダンな対比。

 もっとも、江戸期は、現代に時代も感覚もより近い上、色彩も良く残っているので、なおさら鮮烈に感じるのかもしれません。

 それにしても、こんなに凄い作品群を、何ゆえ海外に流出させてしまったのでしょうか・・・維新後の欧化政策は必然だったとはいえ、明治薩長政権のアホ~と、心で叫んでしまうのでした。

 1時30分に入って5時の閉館まで、たっぷり3時間半、休憩なしの美術鑑賞。さすがに疲れて、早めの夕食を取ることに。ダメ元でアベノハルカスに行くと、入り口の行列もなく、空いてます。中華の四川餐館に入ってみました。麻婆豆腐のセットは、酢豚や点心、杏仁豆腐も付いて、とってもお得 品の良い味もさることながら、店員さんの丁寧で行き届いた接客に目を見張ります。近鉄がアベノハルカスに掛ける、並々ならぬ意欲を、目の当たりにしました。

名品の洪水での疲れもすっかり癒え、思いがけず大阪ミナミの最新の姿も見ることができ、充実した一日でした。

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2013年6月11日 (火)

初夏の当尾の里

 梅雨入りし、緑も深まる6月のある日、友人ご一家から誘いを受け、当尾の里を訪れました。友達のお父様の運転で、ドライブです。


 当尾にある二つの古刹のうち、まずは岩船寺へ。ここは、紫陽花の名所。残念ながら、紫陽花にはまだまだでしたが、深い緑に囲まれ、池の畔は などの花、水面には睡蓮が揺れ、浄土そのものの世界。

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20130611_touo_03 浄瑠璃寺の門前で、お昼。

 お蕎麦の吉祥庵に案内していただきました。

 茶室の趣のある店内でいただくお蕎麦は、綺麗なツヤのある二八蕎麦。しっかりした香ばしさ歯応えがあり、セイロだと大根おろしが欲しくなります。鴨南蛮のお出汁も、美味でした。

 甘味が欲しくなり、少し先の茶屋「あ志しび乃店」で、わらび餅とゆずシャーベットでさっぱり。

 夏まだ浅い浄瑠璃寺の境内は、明るい緑に彩られ、開かれた浄土の趣。

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 梅雨の中休み、緑陰安らかな一時。ご招待いただいた、友人とお父様に感謝

2013年6月 8日 (土)

梅仕事 2013

 今年も梅の季節がやってきました。

 会社から帰ると注文しておいた、和歌山みなべの南高梅が届いていました。

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 今回は梅酒用に、ちょっと贅沢に、“ほんのり紅南高梅”も購入。 ほら、左側の赤く色づいている子達です。 これは、一種の日焼けらしいのですが、とても貴重な梅の実さん達なのです。

 まずは、水洗いです。 大変な作業ですが、これにも楽しみが・・・

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 氷に包まれたように変身する梅の実が見られること。。。

 綺麗に洗ってあげるて、2時間程度水に晒します。

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 そして、ひとつひとつ、拭きながら水気をとって乾かしてあげます。

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 とりあえず、丑三つ時になりましたので、このままにしてお眠ります。

 そして、翌朝

 ひたすら、仕込みです。

 で、できたのがごれっ。

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 左から、 黒酢梅・黒酢梅・梅サワー・梅シロップ・梅酒(ブランデー)・梅酒(ホワイトリカー)です。

 梅仕事は大変ですけど、やめられません。

2013年6月 2日 (日)

蔵 DE ちょい呑み して 伏見幕末散策

 今日は伏見に繰り出しました。

 実は、英勲というブランドのお酒を出している斉藤酒造さんで、

              蔵  DE チョイ呑み 2013

という、なんとも甘美な企画があるのです。 

 ちょうど、八重の桜も鳥羽伏見の戦いが終わったところだったので、Elli には伏見幕末散策という餌を与えて繰り出しました。

20130602_fushimi_01 到着すると、会場は既に大盛り上がりに。 ちょうど、斉藤社長さんが挨拶されているところでした。

 斉藤酒造さんでは、今年の全国新酒鑑評会で2年ぶりに金賞受賞されたので、そのお話もされていました。

 それでは、私たちも、その金賞受賞酒で・・・

 

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 かんぱーーーい。

 Elli はこんなものも・・・

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 かなり、飲み食いして、お腹も満足。 足は千鳥足。 

 腹ごなしに伏見散策です。

 まずは、龍馬が遭難時に避難した材木小屋跡。 伏見には何度も来ていますが、今の今まで、その存在に気づきませんでした。

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 お次は、鳥羽伏見の戦いでの流れ弾による銃弾の跡です。

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 これが、人間に当たっていたのだと思うとぞっとしますね。

 運河沿いにある、伏見口の激戦地です。 寺田屋も近くにあり、こんな所でドンパチやっていたのですね。

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 哀れだったのは、伏見奉行所跡・・・  草の中に埋もれてました。

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 そして、我らが(?)会津藩駐屯地

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 伏見幼稚園(奥に、滑り台とか見えるでしょ)として、一からデビューし直してはりました。





 このように、我々が千鳥足で幕末探索をしていると、なんと、無礼にもそれを阻む輩が現れました。 往来のど真ん中で、睨みつけてきやがるのです。


                      きゃつです。


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 なかなかの面構えです。 我々を、維新派、それとも、佐幕派。 値踏みをしているのでしょうか。 近寄ると、吠え立ててきやがります。 (単なる、あくび という説も)

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 ざけんじゃねぇっ。 と、しばきたおそうとしましたが、怖かったので、人間の誇りを捨てて、そろそろと往来の端っこを逃げるようにすぎさりました。。。。 
 

 かなり、足取りも危なっかしいこともあり、伏見散策を終えて帰途につきました。

20130602_fushimi_11                         寺田屋のつつじ

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