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2013年2月23日 (土)

半蔵祭と伊賀上野散歩

 伊賀上野にある酒蔵、大田酒造の蔵開き。昨年、「酒蔵みてある記」で行って、食べ物とともに試飲が出来るほっこり感、伊賀上野の城下町歩きの楽しさがすっかり気に入り、Taka休日出勤が重なるこの頃ですが、何とか都合を付けて繰り出すことに

 今回も「酒蔵みてある記」が共催されていますが、「酒蔵軍団」が押し寄せる前に酒蔵に着くべく、JR伊賀上野駅から伊賀鉄道で最寄りの(とは、いってもそこそこの距離ですが)猪田道駅まで出て、去年の「酒蔵みてある記」の地図を頼りに大田酒造まで歩きます。


20130223_iga_01_2 40分ほどで到着。蔵開きは始まっていて、既に賑わいの兆し  尾鷲産鰯の香ばしくジューシーな炭焼き、まろやかな粕汁、炊き込みご飯に、お酒が進みます。Takaはもちろん、Elliも梅果肉の入った、絶品の梅酒でご満悦

  お酒も食べ物も堪能して、そろそろ行こうかな、と思った頃に、酒蔵みてある記軍団が到着。毎回恒例のくじ引き選会に加えて、今年は参加者全員に酒粕が配られています。純米酒に加えて、酒粕も買った我々。

 今年も酒蔵軍団に加わればよかった?来年は、「酒蔵みてある記」に参加復帰を誓う、小市民のしがなさでした。

 再び伊賀神戸に引き返してもよかったのですが、そうすると、「酒蔵みてある記」の軍勢と、伊賀鉄車内で押し合いへし合い(そこまでいかないけど)に巻き込まれます。腹ごなしも兼ねて、「酒蔵みてある記」の逆ルートを辿り、歩いてみることにしました。

 大元の近鉄ではなく、伊賀鉄道の制作と思われる地図。分岐点や目印を詳細に書いてくれていて、迷うことなく伊賀上野の街に入れました。

 時間もあるし、「酒蔵みてある記」のルートにもなっている松尾芭蕉ゆかりの蓑虫庵へ。

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 伊賀上野は松尾芭蕉の出身地で、芭蕉の生家や住居が残っていますが、こちらの蓑虫庵は、芭蕉の門弟にあたる服部土芳が結んだ庵。藤堂藩の士族でしたが、俳諧に専念するため職を辞し、1688年、この庵を開きました。「蓑虫庵」の名は、庵開きの祝いに訪れた芭蕉から、「みのむしの音を聞にこよ草の庵」の句を贈られたことに由来します。

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 茅葺き屋根の居室を緑豊かな庭が囲み、ちょっとした吟行ができそう。木立に囲まれて、池もあります。早春の花、椿が閑かに咲いていました。

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 次は、武家屋敷の入交家住宅へ。珍しい、茅葺き屋根の武家屋敷。ちょうど「伊賀上野・城下町のおひなさま」の展示中で、無料公開中。「手作りアートのひな人形」をテーマに、ステンドグラスや影絵、伊賀焼など、様々な趣向のおひな様が並んでいます。

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 なかでも「シルクスレッド」は、組紐の余り糸を解き、一本一本貼り付けて着物の織りや髪の毛を作っていく、大変に手間のかかる細工。和紙のような風合いに、絹の光沢と色合い。両方の美しさがあります。

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 この後は、社殿が改装された上野天満宮を通って、お気に入りの和菓子屋さん、紅梅屋で季節限定の「梅が餅」を買って、帰途につきました。

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 2回目の伊賀上野。

 上野城や忍者屋敷など、まだまだ見ていない所があります。

 次はどこを回ろうかと思う、奥のある街です。




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2013年2月16日 (土)

春鹿寄席 第二九盃

20130216_harushika_01 今日は、今年最初の春鹿寄席。

 前回は、他の予定が入っていたので、泣く泣く欠席。 ですから、今回は満を持しての参加。

 ちょうど、春鹿さんの蔵見学の日でもあったので、Elli が是非見てみたいとのことで、早々にW予約。

        ・・・だったのですが、

 なんと、 Elli のお母さんが体調を壊されて、Elli は急遽、徳島へ。

 ということで、 残念ながら Taka のみの参加。

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 さて、本日の演目。
 

 まずは、純瓶さんの創作奈良落語。 「奈良町陰陽師外伝」 春鹿さんのある通りを真っ直ぐ西に行くと、ならまちの一画に陰陽町という地域があり、その昔、陰陽師が沢山すんでいたとのことです。 ですが、江戸時代以降は、仕事も減り、なんとかして(ちょこっと人を騙して)お金を稼ごうとした二人の陰陽師のお話でした。 でも、騙すつもりが、逆に騙されてしまったというくだりのお話です。 

 陰陽師は、安倍晴明を代表とする京都の専売特許だと思っていましたが、お勉強になりました。

 次は、笑福亭右喬さん。 初の春鹿寄席。 お題は「二人癖」です。 一人は「つまらん」、一人は「一杯飲める」という口癖をすぐに言ってしまう二人。お互いの癖を直そうとして、口癖を言ったら、千円の罰金を払うというお話です。 口癖を直すという目的が、だんだんと、相手に口癖を言わせて、罰金をとってやろうとなってきて、あの手この手の企みを考えるところが面白いところです。

 次に、講談の旭堂小二三さん。 小二三さんも初の春鹿寄席。 お題は「出世の白餅」です。 戦国武将、藤堂高虎の出世話ですが、豪放磊落な性格を、歯切れの良い口調で語られます。 うーん、まさに今はやりのハンサムウーマン。 枕も面白くて、本名が陀保さんとおっしゃられるのですが、中学生の頃、他の生徒が先生に「どあほっ!」としかられた時に、“どあほ”が、“だほ” に聞こえて、思わず「ハイ」と言ってしまったとか。。。

 最後は、いつもの通り純瓶さんの古典落語。 お題は「禁断の関所」 禁酒令が出た城下のお侍さんが、なんとしてもお酒を飲みたくて、町の酒屋から密かに、自宅へお酒を運ばせようとします。 一方、酒屋はなんとか、お酒が持ち込まれないかを取り締まる関所を通過させようとして、あらゆる手段を考えますが、関所で見破られてしまいます。 しかし、その関所の番人も無類のお酒好き。 吟味と称して、お酒を平らげて行きます。そして、その顛末は・・・ 酒屋の小僧の一人が、関所の番人をぎゃふんと言わせるためにはかりごとを、・・・笑えます。

 
 Elli には申し訳なかったですが、忙しい日が続いていたので一服の清涼剤となった一日でした。

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2013年2月 2日 (土)

酒蔵みてある記 春日の道と豊澤酒造

 やばいです。 仕事がはけていきません。 というよりも、さらに山が高くなっているような・・・

 ですが・・・ 今日も酒蔵めぐり。 意志の弱い Taka です。

 本日は、豊澤酒造さん。 よく、大阪なんば駅の駅ナカ直営点でお手軽な夕食をとらせていただく蔵元です。

 出発地点は、奈良駅です。 奈良駅は地下駅で、構内もそんなに広くないので、いったいどれだけの軍団が整列しているのか戦々恐々だったのですが、流石に主催者の方も、恐れをなしたのか、奈良駅に着くと、「興福寺に行ってくださーい」と。

 Good な判断です。 奈良駅に行列を作ってしまうと、きっと、外国人の方なんかは、リュックを背負った軍団を見て、「何か、自然災害が発生して、この人達は避難しようとしているのか?」と誤解する恐れこれありです。

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 そして、噂の興福寺。

 わらわらと人が集まりだしています。

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 最初のチェックポイントは、護国神社。

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 お昼ご飯はここで食べることをになっていましたが、毎年、豊澤酒造は大混雑することが分かっているのでしょうか? すでに、大群が先を進み始めています。

 で、なんとなく我々も気がそぞろになり、お昼ぶっちで出発・・・

 これがいけなかったのか、 Elli 途中でガス欠。 平尾池という池の畔で、お寿司をほおばる羽目に。  Takaは経験がないので、どのような気分になるかも想像できないのですが、Elli はしょっちゅう、ガス欠を起こします。 ガス欠を起こすと、本当に動けなくなるのです。 普通、人間って、そんなときには、身体の脂肪を燃焼させたりして予備燃料を使いそうなものなのですが・・・  不思議な目で、Elli を観察。

 Elli も燃料補給を終えて再出発。 

 崇道天皇陵に到着。

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 早良親王の陵墓ですが、 実は、この早良親王。 兄である桓武天皇の即位に伴って皇太子となったのですが、大伴家持が策画した藤原種継暗殺事件の主謀者として、淡路に流されちゃったのです。 濡れ衣説もありますが、これに抗議して、今で言うハンガーストライキをして憤死してしまわれたとのこと。 なんの因果でしょう。

                   Elli よ 少しは見習え!

 恐らく、 Elli であれば、憤死する前に、4時間でガス欠。


20130202_toyosawa_05 まぁ、それはさておき、ラストスパートへ。

 鄙びた道を歩きます。

 そして到着。

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20130202_toyosawa_07 本日の参加者は 1470名、昨年の 1933名にはおよびませんが、 相変わらず凄い人です。

 この倍率では、ガラガラ抽選は、当たるはずもなく・・・

 蔵見学を楽しみ、そして、お待ちかねの試飲に

 今日は、お昼ご飯をブッチしてきた甲斐もあり、まだ、混雑が始まっていません。

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20130202_toyosawa_10 まずは、米麹だけで作った甘酒をいただきます。 身体が温まります。

 そして、6種類のお酒と、ゆず酒などをゆったりと試飲を楽しむことができました。

 だんだん、人も込んできたので、せっかくのいい気分が寒い気分にならないうちに、蔵を出ます。


 

 公式地図(上にあるやつ)では、バスに乗って、近鉄奈良駅まで戻ってね。 というようになっていますが、ここは、裏切りのJR利用。 だって帯解駅が近いのです。

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 なんとなく、ローカルぽくって、いい感じ。

 奈良町に近い京終駅で降りて、ゆっくりと奈良町散策をしながら帰りました。

 本日の戦利品は、これ。 この季節だけ楽しめる味です。

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