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2011年11月 1日 (火)

コスモス再び~般若寺と興福寺

20111101_nara_01  秋は散策の季節。先週金曜日は宇治を散策しましたが、今日&明日は、学生時代の友人が我が家に一泊して、いっしょに奈良を散策する予定です。

 本日はその第一日目、ちょうど大宮に用があったので、早めに家を出、佐保川沿いを歩いて、待ち合わせ場所の近鉄奈良駅に向かいます。桜並木のもみじを眺めながら、お手軽ウォーキングです。

20111101_nara_02 近鉄奈良駅で友人と合流して、最初の行き先は、この季節10万本のコスモスが咲き乱れる般若寺。

 週末の雨で花は一部傷んでしまいましたが、まだまだ綺麗境内はこじんまりとしているものの、十三重石宝塔や観音石像が点在し、まるで野辺を歩いているかのよう。国宝の楼門の下は人が絶えず、スケッチをしている人も。

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市街地の中なのに、鄙びたのどかな境内。いつまでも居たくなる、和やかな場所。秋期特別公開中の白鳳時代の秘仏も拝むことが出来、味わい深いお寺でした。

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20111101_nara_06 お寺を出ると、午後2時前。道をはさんで向かいにある植村牧場のカフェで、遅めのランチ。クリーム本来の甘さが引き出されたクリームコロッケに、ぷりぷりのエビフライ。デザートのソフトクリームはミルキーでジェラートのよう。新鮮な牛乳の美味しさをいろいろな形で味わえる、牧場ならではのメニュー

 畜舎の前にいる白い仔馬の可愛さと、山羊の横線一本の瞳の不思議さも、一興です。

20111101_nara_07 バスで奈良公園まで戻り、興福寺へ。改装後はじめて国宝館を訪れました。

 以前は空調もなく、夏など汗だくでしたが、今は気温や湿度も空調でしっかりコントロールされ、文化財にも人にも快適。LEDの照明も柔らかく、落ち着いて見ることができます。

 国宝館そのものは何回目かの来館だったので、阿修羅像もさることながら、他の仏像に目がいきました。八部衆立像では、凛々しい無垢な幼子のような沙羯羅像、ひょうきんな迦楼羅像。十大弟子立像もそれぞれの人物の個性と精神を、端正に造詣しています。山田寺の仏頭も、凛々しくすがすがしいお顔立ち。

 次に、東金堂を拝観。幾度となくその前を通ってますが、入るのは初めて。本尊の薬師如来を囲むように、日光・月光菩薩、文殊菩薩、唯摩居士、十二神将、四天王・・・諸仏が所狭しとひしめいています。時代も、白凰、鎌倉、室町と多岐にわたっています。鎌倉期の写実的な仏の中で、白凰期の日光・月光の抽象性を残した姿が、美しくも異彩を放っていました。

 お堂を出ると、夕刻。東の空に羽のような雲が浮かび、淡い桜色に染まっています。明日も、いいお天気でしょうか。

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 夕食は、東向商店街の中華料理 飛天。「八宝菜でなく十宝菜」に「おこげのシーフードあんかけ」。どちらも広東風の鶏ガラの効いた、しっかりした食べやすいあんに、野菜もたっぷり。最後にまるでブラマンジェのような杏仁豆腐でさっぱり締めて、身も心も満たされて、家路についたのでした

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