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2010年5月30日 (日)

フィリップ・アントルモン ピアノ・リサイタル

 5月最後の休日。Elli、以前に働いていた職場の同僚からお誘いを受け、Takaを家に一人残し、京都コンサートホールのピアノ・リサイタルに出かけました。弾き手は、フランスの巨匠フィリップ・アントルモン。
 アントルモンといえば、10年近く前、たまたま目にしたNHK「スーパーピアノレッスン」の一場面モーツァルトをベートーヴェンのような音で弾く生徒に、とても厳しい叱咤。あの曲にあの音ではそれもしかたないのですが、先生のあまりの怖さに(?)すぐチャンネルを変えたものです。それ以後アントルモンと聞くと「あのとても怖~い先生」と思ったものですが、まさか実際に聴きに行く日が来るとは・・・
 20100530_entremont_01 恐れを成して(?)ネットで検索してみると、演奏会での感想に「アントルモンは、優しい方で」という文が多数。ほっ、アントルモン先生、本当は優しい人柄のようです。ついでに、ネット動画などで演奏を試聴。・・・なんと流麗で、洒落た演奏。これぞフランス流、です。俄然、待ち遠しくなりました。
 話しを当日に戻して、一年ぶりに会った友人と、北山通りから北に入った、閑静な通りにある家庭的なイタリア料理店「イル・マーレ」でスパゲッティとピッツァを頬張りながら、懐かしくおしゃべりに興じた後、コンサート会場へ。本日の演目

 
第1部「アントルモンが選んだ珠玉の名曲集」

  • ベートーヴェン作曲  ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
  • ドビュッシー作曲  「ベルガマスク組曲」より「月の光」
  • ドビュッシー作曲  「ピアノのために」より「トッカータ」
  • ラヴェル作曲     亡き王女のためのパヴァーヌ
  • ラヴェル作曲    「鏡」より「道化師の朝の歌」
     

第2部「ショパン生誕200年によせて」

  • ショパン作曲    バラード第1番
  • ショパン作曲    幻想即興曲
  • ショパン作曲    ワルツ第1番「華麗なる大円舞曲」
  • ショパン作曲    ノクターン第8番
  • ショパン作曲    スケルツォ第2番    

 ドイツ系古典、フランス印象派、ロマン派ショパンと、名曲がバランスよく並んでいます。これだけでもピアニストの力量が伺えます。今年がピアニストデビュー60周年とか。楽しみです。
 1曲目ベートーヴェン「熱情」。第1楽章の早いパッセージはミスタッチが多く、音がかなり飛び、少し心配になりましたが、第2楽章は穏やかな旋律をゆったりと美しく歌い上げ、これがウォーミングアップとなったのか、その後はまるで別人のような演奏。第3楽章は力強いタッチで、高速で怒濤のようなベートーヴェンの世界。とても70代とは思えない技量と力です。
 本当に素晴らしかったのは、その後に続くフランス物とショパンの作品。ドビュッシーとラベルでは、澄んだ光のような明るい音に、エスプリあふれる軽妙な表現。「月の光」は言うまでもなく、「亡き王女のためのパヴァーヌ」では、涙が出そうになりました。中でも、「道化師の朝の歌」は、ベートーヴェンのソナタでも繰り出された迫力のタッチと、哀愁ある洒脱な表現が、切り替えも実に鮮やかで、圧倒的でした。
 軽やかな明るい音色と、洒落た歌い口、そして力強いタッチは、ショパンでも存分に発揮されました。バラード、ノクターン、スケルツォは、強弱のメリハリと歌い分けの効いた、品格ある名演。そして、「華麗なる大円舞曲」の、絶妙な味付け。華やかさだけが先に立ってしまいがちな曲ですが、洒落ていながら気品があり、心憎いばかりでした。
 全体的に早めのスピードで、なおかつ美音。軽妙洒脱でありながら、備わった気品に、巨匠の風格があふれていました。アンコールのショパンのワルツ第2番と練習曲「革命」でも、再びその音と技を堪能できて、聴衆への嬉しい贈り物でした
 残念だったのは、拍手のタイミング。聞き慣れない人の割合が多かったのか、場内アナウンスで「楽章の切れ目では拍手をしないよう」注意が流れたものの、小品が続く場面では1曲ごとに拍手がわき起こります。名演をたたえるようでいいのですが、タイミングが早すぎて、音が鳴り終わらないうちに拍手が始まってしまうのです。アンコールの「革命」に至っては、最後の締めの4音のうち最後の1音を残して弾くのを止めざるを得ない始末。これには、アントルモンも苦笑していました
 クラシックのマナーも、初めてだと中々分かりにくいもの。今回のプログラムは一曲ごとの所要時間の記載があるという、非常に親切な作りでした。もう一文、音が完全に鳴り終わってから拍手するよう追記があると、弾き手にも聴き手にも、さらに親切かも

2010年5月29日 (土)

すき焼きパーティ2010

 今年もやってきました恐怖の「すき焼きパーティ」。 そうです、Taka姉家を招き、盛大に肉を食らう行事です。 最近、摂生に努めている Taka には、肉を割り下で炊きあげ、それを生卵に絡めて食しながら、酒を飲む(これは、余計では? という声もありまするが)という行為は、これまでの血の滲むような苦労を一瞬にしてご破算にする過酷な行事なのです。

 どうですか? これ・・・

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 恐ろしゅい限りです。考えても見てください。明日には、この肉が身体の一部としてへばりつくのですよ。 まぁ、それでも年に数回の楽しみですから、そのことは忘れて楽しく過ごすこととします。

 そろそろ、Taka姉を迎えに行きます。。。

2010年5月15日 (土)

由布岳から別府へ ― さらば九州

20100515_yufu_01  九州最後の日。窓の外を見ると、朝日を受けて由布岳がシルエットで浮かんでいます。金鱗湖の辺りでしょうか、由布岳の麓にわずかに、湯気のような朝もやが沸いています。今日もお天気は良さそう。Elliの足も、昨年秋から日帰り山行のたびに悩まされた筋肉痛を卒業したのか、どうやら痛みなし。Takaの希望通り、由布岳に登ることにしました。 昨夜、山に登るかもしれないと宿の主に伝えると、朝食を通常の8時から7時に繰り上げてくれました。焼き魚、揚げ出し豆腐などが並ぶ、たっぷりの朝食。昨日に引き続き、大分の郷土色ただよう、甘辛い、懐かしい味付け。オーナーのおじさんは親切で、とても話し上手。駐車場や登山ルートに始まって、山にまつわる色々な話を教えて下さいました。 「古い伝説では、由布岳は女性で、別府の鶴見岳と祖母山が男性。祖母山と鶴見岳で由布岳を取り合って、鶴見岳が勝った。それで、今は由布岳が鶴見岳に並んでいる」そうです。こんな話を聞くと、山登りがますます楽しくなります
 登山口は、やまなみハイウェイ沿いにあります。別府に向けて車を走らせると、目指す由布岳が端正な山容で、大きく正面に迫ってきます。由布岳の手前に突きだした飯盛ヶ城の小高い丘から大らかに延びる牧草地も、絹のような緑です。

20100515_yufu_02                  やまなみハイウェイからの由布岳

 駐車場に車を止めると、由布岳は目の前。裾野の緑輝く牧草地から、五月晴れの明るい空に向かって、すくっと緑の円錐を描いています。

20100515_yufu_03                   由布岳正面登山口からの眺め

 アプローチの牧草地を進んで、森の中へ。新緑が萌え始めた森は、清らな木漏れ日が降り注いでいます。20100515_yufu_04                                                由布岳の森

 1時間ほどで森を抜け、灌木が点在する草原に出ました。見下ろすと、盆地に抱かれた湯布院の街。見上げると、双耳峰の東西二つの岩がちな頂が、大きく迫っています。そして、遙かには九重の山並みが浮かんでいます。どの方を向いても、素晴らしい眺めです。一昨日、久住山に登ったときは、遠くが霞んでいたのですが、今日はどこまでも鮮やか。きっと九重からも、阿蘇から由布岳までよく見えていることでしょう。

20100515_yufu_05                       双頭の由布岳山頂

20100515_yufu_06                        湯布院俯瞰

20100515_yufu_07                      遙か九重連山を臨む

 上に行くにつれ、石が大きくなり、足場が取りにくくなってきました。所々手を突いて苦戦しつつ岩がちな道を抜けると、西峰と東峰、それぞれの頂きへの分岐点マタエに到着しました。由布岳の標高は1583.3m。これは西峰のもの。しかし、こちらはいきなり急な岩場に鎖が垂れています。強者とおぼしき方々が、我もと取り付いておられます。何、これ?この先は、「劔岳 点の記」ならぬ、「由布岳 点の記」?帆船クルーズで、船の舳先に張られたネットの上すら歩行がおぼつかなかった高所恐怖症のElliには、きっと想像を絶する世界が待ち受けています。

20100515_yufu_08  もとより山は正真正銘の初級者の我々、迷わず(というより、当初の予定からして)東峰への道を取りました。
しかし、これがまた、今まで以上に岩がゴロゴロした道。というより、ゴロゴロ大きな岩の上を伝っていく、という方が正確でしょうか。下から見ると、目前の岩の高さが邪魔して、次の足場がよく分かりません。「下りは、もっと大変なのでは」と冷や冷やしてながら、頂上に辿り着きました。

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 独立峰の由布岳の眺望は、ほぼ360度。これまで見えていた主に東側の眺めに加えて、北側に通じる山々、そして南に祖母山へと続く山群から、西は由布岳の花婿(?)鶴見岳の向こうに別府の海が広がっています。至福の一時です。頂きは、下から見ると尖り気味なぶん結構狭く、独立峰で下から一気に屹立しているため、眼下の湯布院盆地の底の街まで遮る物がなく、ほぼ真下にすとんと見えます。高度感が強く、あまり縁によると下まで落ちていきそうな怖さです。

20100515_yufu_10                    湯布院の街が真下に見えます

 西峰の方を見ると、鎖を伝って岩壁を登る人々。さらに、その先を、ぎざぎざの岩場を伝って旧火口のおはち巡りをする人々・・・恐ろしや!しかも、東峰より、西峰の方が、登山者が圧倒的に多いのです。皆さん、凄すぎる・・・
 時刻は10時過ぎ。眺めと高度感を堪能して、下山にかかりました。岩の道に手こずるかと思ったら、意外や意外。上から見下ろす形になると、足場が手に取るように分かり、安心して下りていけます。登るより、遙かに簡単。登りより下りが楽なことって、あるのですね。
 マタエまで来ると、小学生や年配の婦人方が、西峰への鎖に取り付いていました。・・・世の中、強者が多いものです

20100515_yufu_11  中腹からの眺めと森林浴を楽しんで登山口に下りてくると、昼の1時前。食と湯を求めて、別府に向かいました。立ち寄り湯専門のひょうたん温泉で、貸し切りの内湯へ。成分たっぷりの熱めのお湯で、疲れを取った後、遅い昼食。大分の郷土食、団子汁と鶏天を注文・・・した後で、ここの本当の名物は、「温泉せいろ蒸」であることを発見・・・実に残念。デザートに頼んだ、温泉ソフトクリームは、ほのかにミネラルの風味がしました。
 ひょうたん温泉を出ると夕方4時。一つでもいいから地獄見物を、ということで、海地獄を選択。Takaお好みのアクアブルーの水面にしばし見入った後、園内でプチ血の池地獄も見学。ひょうたん温泉で品切れで諦めた温泉プリンも味見し、得した気分で、地獄を、もとい別府の街を後にしました。

20100515_yufu_12                    吸い込まれたくなるような海地獄
            

 このままでは名残惜しいので、もう一度やまなみハイウェイを湯布院まで戻り、狭霧台へ。夕日に映える由布岳の秀麗な姿を目に焼き付けました。それにしても、こんな登っても眺めても素敵な山が、なぜ百名山でないのでしょう。編者の深田久弥氏も一生悔やんだそうで・・・

20100515_yufu_13                    夕陽に照らし出される由布岳
            

 この後は、京都までひたすら高速を東進、東進、東進・・・自宅に着いたのは、翌朝8時。九州までの長距離を往復運転してくれたTaka、本当にお疲れ様でした

 

2010年5月14日 (金)

九州旅行 第4日目「阿蘇に遊ぶ」

 今日もさわやかな朝を迎えました。まずはお部屋にある露天風呂につかり呆けました。九州はどこにいっても温泉があり、極楽この上ありません。

 朝ご飯をいただくレストランからは、とても気持ちのいい眺めです。

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 ゴージャスな朝食を頂いて宿を後にしました。 今日の予定は、阿蘇山周辺のドライブです。一昨日、すっかり阿蘇の風景が気に入ったので、今日は、のんびりとドライブすることにしました。それでは、写真で綴る阿蘇の風景をご覧下さい。

20100514_aso_02                    気持ちのいい道が続きます。

20100514_aso_03                   Taka お気に入りの米塚です。

20100514_aso_04              サラブレッドの優美さはありませんが堂々とした体躯です。

 阿蘇の草原を楽しんだ後は、ミヤマキリシマで有名な仙酔峡に行くことにしました。昨日、久住山に登られた名古屋の方とお話をしていると、その方は、一昨日、仙酔峡に行ってきて六分咲きだったとのことでした。ということは、今日あたりは、八分咲きくらいになっているかも知れません。で、、、、期待して行ってみると。

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 見事に山が色づいています。満開とまではいきませんが、確かに八分くらいでしょうか。斜面越しに、阿蘇の町並み、そして外輪山の勇姿を臨むショットも素敵でした。

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20100514_aso_07  ここで、阿蘇山の方向を見ると、「あれっ、あんまり噴気が上がっていないね。」とElli。 そうです、2日前に阿蘇火口を訪れたときには、濛々とした噴気を上げており、かなり長時間にわたって火口にへばりついていたのですが、結局、火口の様子(写真とかで見ると、美しいミルキーブルー色してました)がよく分からず、とても残念だったのです。「もしかして、今日なら火口の様子がよく分かる?」と心をときめかせ、酔狂にも、再度、阿蘇火口を拝むために、仙酔峡を後にして車を走らせました。くるっと回り込むだけなのですが、仙酔峡から草千里を超えて阿蘇火口に近づくには、結構な時間がかかりました。やっぱり、阿蘇は雄大です。 でも、阿蘇の火口を、くっきり、鮮やかに見ることができる。できるんだぁーとの強い思いが、時間なんて感じさせませんでした。

  これを、見るまでは・・・

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 オー マイ ガッ!  入れません。。。 なんでも、有毒ガスが大量発生中とのこと。火口に近づくことはもはや不可能となりんした。 

 そういえば、2日前はわんさかといた、修学旅行バス。。。 今日はまばらでした。 まぁ、「くっきり、鮮やかとは行きませんでしたが、少なくとも、火口なるものは2日前に見た。 今日、初めて来られた他の方に比べれば、なんとも恵まれているではないか。」とElliと傷口を嘗めあいながら、とぼとぼと、次の目的地に向かうのでした。 すると、大空に、こげなモノが・・・

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遊覧ヘリです。 草千里の近くから飛び立っているのですが、そのキャッチコピーが、「有毒ガスは関係ありません。」 心が色めき立ちましたが・・・ 無理です。 九州からの帰りは1000円で帰ろうとしている私たちです。 こげな、高価な乗り物に乗るこた、かないませんちゃ(すでに、悔しさで頭は崩壊しています。)

 さて、気を取り直して、次なる目的地は、阿蘇山の絶好ポイント「大観峰」です。外輪山の上を走るミルキーウェイをドライブしながら向かうことにしました。ミルキーウェイからの眺めをどうぞ。

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 20100514_aso_11                     大観峰からの眺めです。

20100514_aso_12  阿蘇を満喫して、針路を北にとり、湯布院に向かうことにしました。途中、名水百選にも選ばれている池山水源に寄りました。水量がとても豊富で多くの方が水を汲みにきていました。

 水源の近くで岩魚を養殖されているお店で岩魚を食べました。 お店の主がお話好きで、岩魚について色々と教えてくれました。なんでも、九州では、まだ、岩魚はあまり認知されておらず、岩魚のすばらしさを伝えていきたいとのことでした。

 さて、これで本当に湯布院に向かうと思いきや、Elliが「九重夢吊橋を見たい」と言い出し、閉園ぎりぎりに滑り込みました。ちょうど夕日がいい角度にあたっていたのか、吊り橋から見える滝に虹がかかっていました。

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 夢吊橋を出て、今度こそ本当に湯布院に向かいました。明日は由布岳に登ります。

20100514_aso_14                 蛇越峠展望台からの由布岳の勇姿です。 

 今日のお宿は、和風ペンション長閑郷 です。部屋からは由布岳がすぐそばです。明日は、この九州旅行も最終日、どんな一日になるのでしょうか。

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2010年5月13日 (木)

九州旅行 第3日目「久住山に登る - マイスター熟練の足技」

 九重連山の麓の宿で迎えた朝。窓の外を見ると、雲ひとつない快晴朝食を取りに食堂に行くと、大きなガラス張りの窓に森の木立が覆いかぶさり、うっすら萌えた若葉から、淡い緑の光が降り注いでいます。昨夜の会席料理も自然で上品な京風の味わいでしたが、朝食も品のよい和食。急ぎつつも、たっぷりの量をかき込みました。 
20100513_kujyu_01  出発は、7時半。フロントの方が非常に親切で、チェックインの時に、色々登山の情報をいただきました。登山は行きと帰りで同じ行程になるのがかったるい、というTakaのために、牧ノ戸から登って長者原に下りたい、と言うと、「朝の7時半なら、車を出せます」ということで、牧ノ戸まで送ってもらえることに運転手さんも「こんな日に山に登れるなんて、うらやましいですね」とおっしゃるほどの好天。期待が高まります
 登山口から、灌木の間を縫って、緩やかな坂を登っていきます。その昔、修験者が草鞋を掛けて休んだと言われる沓掛山で、三俣の峰から遠く霞む由布岳へと続く山並みを確認し、さらに上へ。道の角度が変わり、西側に広々した盆地が開けてきました。九重連山の山裾から、阿蘇のカルデラへとつながる山岳丘陵地帯です。残念ながら阿蘇は霞んでいますが、広大な眺め。道も、なだらかな草原を進みます。快適な山歩きです。

20100513_kujyu_02 扇ヶ鼻分岐を越え、星生山の石が転がる草原状の山肌を左手に見ながら進んでいくと、目指す久住山が見えてきました。ざらざらした岩肌で出来た、尖がった帽子のようです。
 久住山の直下は、石がごろごろしたガレ場。一見急ですが、今回から導入した登山靴のおかげもあって、見た目ほどきつくなく、10時過ぎには頂上に着きました。東には、噴煙をあげる硫黄山からなだらかな三俣山へと連なる山塊が、迫力で迫っています。西から南に掛けては、大分から阿蘇へと抜ける平野が、のびやかに広がっています。

20100513_kujyu_04                                              久住山山頂です

 

                    20100513_kujyu_03_2                       山頂からみた三俣山 

 雄大な眺めを堪能して、山を下りることに。長者原に下りるには、硫黄山と中岳に囲まれた、北千里浜という谷間を抜けます。宿の人曰く、「景色のいい所ですよ」。硫黄山の噴煙を左手に見ながら、火山岩の砕けた石がゴロゴロ転がる地の底を、延々と進みます・・・まるで、賽の河原

20100513_kujyu_05                       北千里浜を眺める

 地の底から上を見上げると、中岳や三俣山の斜面は、ミヤマ霧島の株で黒々、びっしり覆われています。当然、今はまだつぼみ。う~ん、なるほど、ミヤマ霧島の季節は、見事でしょう。地獄谷は、天の園となるに違いありません
 「この景色も、面白いの」と、行きとは違う風景に興じるTakaと対照的に、延々と続く賽の河原に足も心もヘタり気味のElli。ちょっとここらで一服と、岩に腰を下ろすと、後ろから年配の登山者が一人、同じ道をたどって来られました。ひょうひょう、楽々と足下も軽やかに進み、あっという間に我々を追い越して行かれます。まるでかもしか山では、達人の歩行技術がものを言います。
 賽の河原を40分歩き続け、ようやく長者原へ下る道への分岐点、諏蛾守越に到着。先ほどの俊足の方が、食事休憩を取られています。時計を見ると、ちょうど12時。避難小屋の中で、我々もお昼を摂ることにしました。宿でお願いしたおにぎりは、しいたけ入りの鶏飯。しっかりした味付けで、お腹も満たされたところ、隣で食事をしていた、また別の単独行のおじさんが話しかけてくれました。なんでも、別府から毎週のように、九重山に来られているそう。大小の峰が連なる九重連山は、初級からA級まで様々なコースがあり、魅力がつきない、とのこと。(関西にも、こんな山があればいいのに~。)最近はきちんとした装備もないまま山に入り、遭難するケースが増えているとか。我々も、しっかり下準備をしようと、肝に銘じたのでした。
 九重登山、目標年間50回のおじさんは、まさに九重マイスター山から周辺の観光地まで、色々な情報を我々に教えてくれて、長者原へと下りていきました。我々も、そのすぐ後、長者原を目指して下りて行きました。登山道は、硫黄山の噴煙を見ながら、火山岩のゴロゴロする斜面を下りていきます。賽の河原の後は、火星 右手には、三俣山の丸くもまろやかな、歩き心地よさそうな山容。もしまた来る機会があれば、ミヤマ霧島の咲く頃、なだらかな草原の行程を選びたいと思います。
 初心者の我々が火山岩に足を取られて、ノロノロ下っているのと対照的に、九重マイスターはサクサクと足取りも軽く、下へ下へと進んでおられます。

20100513_kujyu_06                    先に見ゆるがマイスター

 その姿はどんどん小さくなり、やがてガレ場を抜けて、見る見る間に森林の中へ隠れてしまわれました。その境地たるや、我々が10年山修行をしても追いつけるものではないでしょう。・・・せめて、我々も早くガレ場を抜けたい・・・
 マイスターの、おそらく3倍の時間をかけて樹林帯に辿り着いた我々、あとは三俣山と硫黄山の雄大な山並みを惜しみながら、森林浴を楽しみ、長者原登山口へと出たのでした。

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 登山の後は、温泉。今宵の宿は、阿蘇の麓の「火の鳥」。生まれて初めて体験する部屋付きの露天風呂で、足の疲れをゆっくり癒した後、見た目も味もとびきりお洒落なフレンチのフルコースで2週間早い結婚記念日を祝ったのでした。

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2010年5月12日 (水)

九州旅行 第3日目「やまなみハイウェイを行く」

 ホテルは、少しだけお高くなるのですが、せっかくですから「パークビュー指定」をしました。でも、その甲斐があり、朝、素晴らしい景色を眺めることができました。

20100512_yamanami_01               別荘群が手前に見えます。誰が住んでいるのでしょう。

20100512_yamanami_02                  風車群のあるキンデル・ダイクです。

 この後、レストランで朝食をとったのですが、ビュッフェ形式のバイキング会場は中国語と韓国語が飛び交い、とても賑やかでした・・・ というか、モーニングと言うより、既に夜の宴会如きの騒がしさでした。時には、喧嘩腰の口論してるし・・・(何を言い合っているのかは分かりませんが) 朝から、そんなパワー全開で疲れないのかしらと思ってしまいました。

 朝食を終えた後、昨日、運河船に乗るために出たデッキに降りてみました。運河の水は凪いでいて、別荘群が綺麗に水面に反射しています。

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 「あぁ~ ここに住みたい  何もかもすてて、ここに住みたいよ~」 と思わしてくれる風景でした。

 さて、ハウステンボスともお別れして、一路、やまなみハイウェイを目指しました。と、言いたいところですが、佐世保には、九十九島という景勝地がありますので、まずは、そこに寄ることにしました。

20100512_yamanami_04                   展海峰展望台からの九十九島

 九十九島を後にして、今度は、本当にやまなみハイウェイを目指しました。高速道路で湯布院インターを出れば、すぐにやまなみハイウェイに入ります。快適に南下をつづけると、明日、登ることになっている九重連山が眼前に現れてきます。

20100512_yamanami_05              昭和天皇も眺められたという水分峠からの九重連山

 さらに南下を続けて、長者原までやってくると九重連山も間近です。

20100512_yamanami_06                  長者原から眺める九重連山の硫黄山

 明日は、ゆっくりと登山ですので、阿蘇を目指して先を急ぎました。そして、阿蘇山に到着です。時は折しも修学旅行シーズン。制服を着たお学生様たちがアリンコの集団のようにうようよといます。 黒い制服が瑞々しい青草に映えています。映えすぎて気持ち悪いです。

 それでは、阿蘇山の風景をお楽しみ下さい。

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 草千里が気持ちよかったので、ついつい長居をしてしまいました。よくよく考えると、明日の登山に備えて予約した長者原の近くにあるホテルまで戻らなければならないのです。ということで、「ここで夕日を見たら・・・」などという誘惑を断ち切り、本日のお宿「九重西鉄ホテル 花山酔」に向かいました。 

 途中、夕日に照らされるなだらかな草原の丘を見ました。「えっ、ここって日本?」というような風景でした。

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2010年5月11日 (火)

九州旅行 第2日目「HUIS TEN BOSCH」

 ふぁ~。 お目覚めですよ。 今日から旅本番です。 でも、まずは何処に行くか決めなければなりません。 天気予報を見ると、「天気は西から回復」と宣っています。 「ふっ、騙そうたって、そうはいかないぜ、その甘い言葉に、いつも痛い目にあわされているからな。」と粋がってみたものの、小心者の我々、やはり東や南に行く勇気はなく、西に向かうことにしました。裏切られても裏切られても、天気予報通りに動く、けなげな Taka と Elli でした。

 鳥栖から西に針路をとると、そこにあるのは、長崎県でっす。 (佐賀県さん ごめんなさい) ということで長崎は、佐世保のハウステンボスに行くことにしました。長崎は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の主役、福山雅治さんの故郷、しかも、坂本龍馬が活躍した土地です。 2年前の篤姫の故郷を訪ねた鹿児島旅行に続いてNHKに踊らされる、けなげな Taka と Elli がここにもいました。

20100511_huis_ten_bosch_01 快適に高速道路を走り、まずは、急いで予約したホテル、「ハウステンボス JR 全日空ホテル」に車を駐車しました。

 ハウステンボスには、このホテルの桟橋から運河を渡って入園することが出来るのです。遠くにハウステンボスのシンボルタワー「ドムトールン」も見えています。それでは、船から見える景色をお楽しみ下さい。

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ユトレヒトという地区で下船して、ハウステンボス1年生としての我々は、全貌を見渡すべく、ドムトールンに登ることにしました。

20100511_huis_ten_bosch_03                    ドムトールンから見たホテル

 素敵な眺めです。 でも、ホテルの後ろの山が “Japan” を感じさせてくれます。ハウステンボスの様子も分かったところで、まずは、腹拵えということで、龍馬も愛したと言われる(ホント) トルコライスを食べました。 オランダを模したテーマパークで、龍・馬が愛した、ト・ル・コ ライス を食すというのは、これ如何に・・・ でもありますが。 でも、ボリューム満点で美味しかったです。

 我々が、長崎でもハウステンボスがお目当てだったのでは、龍馬伝のロケに使われた黒船「観光丸」でのクルーズです。 

20100511_huis_ten_bosch_04            これが観光丸です。龍馬伝では黒船にも咸臨丸にもなりました。

 クルーズ時のイベントで、船の舳先のネットの部分を歩かせてくれたのですが、Takaが先を歩いてクライマックスの部分を超えた当たりで、後ろから、「待ってぇ~~~」という声が、振り向くと、なんと Elli 本当に足が震えて立ち止まっています。高所恐怖症とは聞いていましたが、別に飛行機も平気だし、かずら橋もちゃんと渡れたはず。なのに、周りの人も哀れむほどに 震えて いらっしゃいます。 まぁ、下を見ずにロープにつかまってくるように言って、なんとか辿りつくことができました。

 この後は、日が暮れるまで、ハウステンボスをゆっくりと散策して楽しみました。

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 日が暮れてから、もう一度、ドムトールンに上ると・・・

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また、昼間とは違った風情の街を楽しむことができました。

 なんでも、ハウステンボスはHISの資本が入り、今年の夏くらいから大きく変貌するとのことです。 テント村ができたり、アウトレットモールができたりと。。。 我々が見たハウステンボスは、静かな佇まいを見せる最後の姿だったのかも知れません。 でも、清々しい空気に包まれた街は、ただ歩くだけで本当に楽しい所でした。

 さて、ホテルに帰った後は、明日の計画です。このまま、長崎市内に出て観光することも考えたのですが、天気予報を見ると、九州地方はどこも  だったのと、今日も空気がひんやりとしていてとても気持ちのいい気候だったので、やまなみハイウェイのドライブを楽しむことにしました。 そして、明後日は、Elli が楽しみにしていた久住山の登山をすることに!!。

 宿を予約した後、ホテルから見えるハウステンボスの夜景を楽しみ眠りにつきました。

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2010年5月10日 (月)

九州旅行 第1日目「ただひたすら走る」

 Takaの会社には盆休みがありません。その代わり、リフレッシュ休暇として1年のうち、どこでも好きな5日間を連続してお休みすることができます。しかしです。その権利行使期限が5月15日できれるのです。

 いつものことですが、忙しさにかまけて、まだ大丈夫、まだ大丈夫と思っているといつの間にか終わりが目の前ってやつです。しかも、仕事は堆く積もっています。このままでは、みすみす「5日間お休みとれる権」を会社に謹んで献上するというサラリーマンの鏡になってしまう恐れがあるのですが、決してサラリーマンの鏡になりたいと望んではいないのと、Elliの「また?」という視線が恐ろしいので、頼める仕事は人に頼んで、後は目をつぶって期限いっぱいの5月10日から14日までお休みをとることにしました。そして、5月10日(月曜日)から15日(土曜日)までのゴージャス旅行を計画したのであります。・・・が、まだ問題が2つあって、まず、

   どこに行くのか

   費用はどうするのか

という、どこかの政府で見たような無策状態だったのです。まず、「どこに行くのか」ということですが、せっかくのお休みだから澄んだ晴れ空の下、リフレッシュしたいということで天気予報とにらめっこしたところ、日本全国的にあまりよくなかったのですが、比較的よさげな九州にすることにしました。まぁ、ここまでは自然まかせでもあり、さりとて大きな問題ではないのかもしれませんが、本当の問題は次の、「費用はどうするのか」ということです。どこかの政府であれば国債を発行するという魔法も使えますが、残念ながらそのような便利な魔法の持ち合わせもなく、仮に、『Taka債』なるものを発行したとしても、トンビですら買ってくれるかどうかわかりません。てか、買ってくれないでしょう。そこで、「いかにお安く旅をするか」がこの旅行の主題となったのです。

 そこで、今回の旅のお題は・・・ 足で稼ぐっ 稼ぐっ 稼ぐっ!! に設定されたわけです。

 「足で稼ぐ」のミッション第1弾として、まずは車を自分で運転して行きは高速深夜割引を、帰りは1000円高速を利用することとしました。そして、本日、「いざ九州へ」のかけ声とともにお家を出発したのでした。そして、予定通り24時10分にヘロヘロになりながらも九州は鳥栖のインターを降り、その日のお宿「ルートイン鳥栖駅前」にチェックインしました。

 えっ、「何故、鳥栖?」かというと、それは、鳥栖が明日のお天気次第で、東(別府方面)にも、西(長崎方面)にも、南(熊本方面)にも行ける便利なポジションにあるからなのです。・・・下の地図見てね。

大きな地図で見る

 もうお気づきの方もいらっしゃるかもいらっしゃるかもしれませんが、そうなのです。我々の九州旅行、この先の予定、未だに何も決まっていないのです。どこに泊まるかも決まっていません。とにもかくにも九州上陸を果たした。それだけなのです。はてさて、どんな旅行になることやら・・・

2010年5月 3日 (月)

平城遷都1300年 ずた袋姿の Elli

 今、奈良は燃えています。 そうです。 せんとくん祭り。 あっ、いえ、もとい、平城遷都1300年祭が賑々しく繰り広げられているのです。 野っぱらの平城宮跡で・・・  そして、古代のロマンを甦らせようという、壮大な、その名もなんと

   天平行列

という催し物があり、なんとElli、 天平衣装を着て平城宮跡を闊歩できるという宣伝文句に乗せられて、エントリーしてしまったのです。見本の写真も、すべて鮮やかな貴族の衣装。素晴らしいことではありませんか。1300年前、今を春よと一世風靡した天平貴族たちの衣装を着て、

   いにしえの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな

などと詠じてみる。 なんと、ロマンではありませんか。うらやましい限りです。 そして、今日その日がやってきたのです。

 我が Elli が天平貴族の晴れがましい衣装を着て、練り歩く日が・・・

 あれっ、 Elliー なんなのその姿・・・

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 Elli の一団、 それまで見ていた人たちとちょっと趣が違います。

 実は、 Elli ・・・ 貴族はおろか・・・ 職人にもなれず・・・ なんと・・・

   庶民

だったのです。 この衣装、庶民層が着ていた貫頭衣(通称:ずた袋)なのです。 そうです。 はっきり言わしていただきましょう。

   今と何にも変わりませんっ。

 少なくとも、ずた袋を着ては生活しておりませんが、役割が庶民。となれば、今と何にも変わってはいないのです。 現在、 100% 庶民しております。

 ちなみに、貴族様たちは、このような衣装を着ておられまする。

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 うーーーん。 白黒の世界から、フルカラーの世界に変わったような大激変です。お美しゅうございます。

 誰かがなさなければならない役目とは言え、天平衣装を夢見てエントリーした Elli の落胆は大きなものがあったようです。曰く、「これ、まるで弥生時代やん。確かに、奈良時代まで平民は貫頭衣って、歴史の通りなんだけど。」

 でも、帰りに、近くの百貨店に寄って、着ぐるみせんとくんに握手をしてもらい、たまたま、開催されていた北海道物産展で札幌ラーメンを食わしてやると、そんな憂いも吹き飛んだようですっかり、機嫌が良くなりました。 やっぱり、この辺が、正真正銘の「The 庶民」ですね。

 しかし、したたかな Elli。 食べ終わった後、 「まあ、今回は遷都祭に参加するることに意義があったし、貴族の衣装はまた別の日に有料コーナーで着ればいいものね。また空いている日に来て、いっしょに着てみる?」と。

 うぅぅむ、この辺のコスプレへの憧憬は、はっきり言ってTakaには解せませぬ。が、 それも一興というもの?

2010年5月 1日 (土)

エッシャー展

 GWといえば、毎年、何らかの理由で休日出勤が入り、世間並みに休めたためしのないTaka. 今年は、なんと!めでたくも、数年ぶりのこよみ通りのGWとなりました。
 そんなGWの第一日目。え、今年は旅行に行かないのか?それは、GW明けのお楽しみとして、今日は昨年から心待ちにしていた奈良県立美術館で開催中のエッシャー展を観に行くことにしました。今日は折しも夜間開館の日。日中は、明日Elliの友人宅でのホームパーティに持ち寄るサーモンマリネの仕込みなどして、夕方からのお出かけです。
 

20100501_escher_01  エッシャーといえば、「だまし絵」。チラシには、美術の教科書でおなじみの《滝》を筆頭に、《上昇と下降》というタイトルで、お城の塔を巡るループ階段を、出発地点では登っているはずの人が、なぜか途中から降りているように見える絵など、どこかで目にした作品が所狭しと載っています。
 折しもGWの最中、イラスト的な楽しく不思議な絵に、さぞや混んでいるだろう、と思いきや、そこは今ひとつメジャーになりきれない奈良県立美術館。「え?」と思うほど空いていて、ゆったり鑑賞することが出来ました。
 空想と数理を感じさせる作品の中で、特に美しかったのは《昼と夜》。川の流れる田畑のモザイク模様が、いつしか空飛ぶ鳥となり、同時に時間も昼から夜へと移る、という空間の変化と共に時間の流れも一枚の絵に描き込んだ作品で、永遠を感じさせます。
 解説によると、エッシャーは若い頃、アルハンブラ宮殿のアラベスク文様に強く惹かれ、独自の綿密な装飾的様式を開発。そこに数学の原理、特に正多面体の空間理論を応用して、あの独創的な空間構成が出来上がっていたのだそうです。細密な画風に、科学の視点。エッシャーもオランダ絵画の伝統の流れにあるのですね。
 今回の展覧会の絵のほとんどが、長崎のハウステンボスの所蔵品とか。つまり、今ハウステンボスに行っても見ることはできないのです。GW明けに久々の長旅を計画している我々。有力候補地の一つが九州なのですが、ここで見えたことはラッキーなのかも。
 

 美術館を出ると夜9時前。美の後は、食と決まっています(?)。この時間になると選択肢も限られ、奈良最大の繁華街(?)の一つ、東向き通りのダイニングバー「楽や」へ。チェックアンドチェックを駆使して、エスニックの入った和洋折衷創作料理を手頃に美味しく味わい、帰途に就いたのでした。

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