名残の桜
今日は、特に何事もせず、ぶらぶらと過ごそうとしていたら、 Elli が「お散歩しよ」などと、普段、会社でいじめられている夫を気遣うこともなく、残酷なリクエストをしてきました。そこで、
Taka : 今日は、日々の反省をしながら、座禅でも組むのよ。邪魔するでない。
Elli : 座禅するのに、どうして、寝っ転がっているの?
Taka : (やばっ!) あ、あ、新しい、境地を開拓するのじゃ。涅槃の世界じゃ
と苦し紛れの返答をすると、流石に視線が冷たく感じられたので、結局、お散歩することになってしまいました。
行き先は、水景園という公園です。 この季節、野鳥の巣作りの季節のようで、たくさんの野鳥たちが、せっせと、巣の部材を運んでいます。
ツタの切れ端のようなものでしょうか、首に巻いて運んでいます。運ばれた部材はというと・・・
偉いものです。休日にもかかわらず、働いている鳥さんを見て、涅槃の姿とは言え、ぶらぶらと寝っ転がって過ごそうとしていた Taka も深く反省した次第です。
でも・・・ 少し目を水場にやると。。。
お・カ・メ・さ・まっ
お連れで、気持ちよさそに 日向ぼっこ されておられます。 ピクリともせず、泰然自若とされています。さすが、亀は万年という諺を地でいっておられる方たちです。この、不動の精神、やはり、 Taka 先ほどの鳥さんではなく、この方たちを師と仰ぐべきでないかと密かに心に思うのでした。 じっと、カメ様たちを見つめていると、心を読まれたのか、Elli の冷たい視線が突き刺さってきます。
そんなこんなで、公園を散策していると、もう桜は殆ど終わっているのですが、所々に名残の桜が申し訳なさそうに咲いています。
儚なげな姿ですが、「また、明日から頑張ろうかな・・・」という気持ちにさせてくれました。
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